危ない皮算用

先週金曜日のトルコリラ/円のレートを17円として計算すると、1万トルコリラでレバレッジが25倍だと証拠金は6800円程度になります。

スワップ金利は高いところだと1万トルコリラで100円/1日。つまり6800円の投資で1日あたり100円、1か月で3千円、1年で3万6千円のスワップ金利(概算)が付くことになります。

この部分だけを見ると非常においしい投資に感じてしまうのですが、1円下がると1万円、5円下がれば5万円の含み損となります。1万トルコリラあたりならそれほどインパクトはないのですが、「1万トルコリラで6800円の証拠金であれば、10万ぐらい口座にあれば10万トルコリラぐらい(証拠金6万8千円)買ってもよいだろう」なんて大胆な気持ちになってしまう方もいらっしゃると思います。

10万トルコリラの場合、1円下がると10万円含み損、5円下がれば50万円含み損ととんでもない額になってしまいます。(その前に30銭程度の下落でロスカットになってしまう取引会社が多いと思いますが)

それでも余裕のある方は「100万円も口座に入金しておけば大丈夫、3年も我慢すれば何もしなくてもスワップだけで100万円近く手に入る」と考えるかもしれません。ただ、今のペースで下落すれば、10円近くまで下落する可能性はありそうです。その場合、含み損は70万円。こなまま低空飛行が続いたら?

場合によっては政局不安が増大してCDS急騰、取引会社が取り扱いを廃止して強制決済!なんてことも考えられなくはないです。このストレスに耐えながらポジションを維持できるか?

(という私も20年ぐらい前には、高金利につられて豪ドルを買いこんでしまい、胃が痛い日々を何か月も過ごした経験があるので、偉そうなことは言えませんが・・・)

確かに逆のケース、今年初めの30円程度まで回復すれば、10万トルコリラで130万円程の含み益になってしまうのですが・・・、仮想通貨よりこちらの方がハイリスクハイリターンかもしれません。

経済戦争拡大?

ドルコリラが昨日急落しました。

日本時間のお昼頃から夕方までの数時間で、20円付近から一時17円台まで、20%近くの急落です。

これはリーマンショックやスイスフランショック、イギリスのEU離脱時並みですね。

流通量があまり多くないので、それ程大きなニュースにはなっていませんが、軒並み新興国通貨や仮想通貨なども下落しています。

今年に入って下落基調が続いていたトルコリラですが、この所米国との関係が急激に悪化したことが急落の原因のようです。

トランプ大統領の関税政策による自国保護主義が、世界経済を牛耳っているような気さえしますね。

今後のトルコリラですが、政治的な不安を高金利で補って為替の安定を担っていただけに、これ以上の高金利が難しい中、トルコリラ売りを防ぐ手段が限られてきます。高スワップが魅力なだけに急落時には買っておきたい気もしますが、まだ様子見の方が良いかもしれません。

この数年、日本では「円高は元凶」みたいな言われ方しかしませんが、自国通貨の売りが止まらない恐怖の方が、よほど怖いような気がします。

 

米中貿易戦争の末路

トランプ大統領は、米中の貿易戦争は最終的には米国が勝つと踏んでいる、というような記事がありました。

もちろん勝算があるから続けているのだとは思いますが、米国にとっては圧倒的に中国からの輸入品目の方が多い、だから最終的に経済的な打撃をより多く受けるのは中国側になる、よって、中国側が先に根を上げるという事のようです。

ただ、中国側には最終兵器があって、大量の米国債の売却、という手段があるようです。

そうなった場合、米ドルの大暴落、という大変な事になりそうですが、そういった事態は本当に起こり得るのでしょうか?

そうなる前に、米国経済界からトランプ大統領に強い圧力がかかりそうな気もしますが・・・。

このまま円高ドル安?

先々週の前半ぐらいまでは、いい感じでドル高円安が進んでいたのですが、トランプ発言で一気に冷やされてしまい、先週は停滞状態が続きました。

今週も週末に米国雇用統計を控えて、動きずらい展開となりそうですが雇用統計の結果が思いのほか悪かった場合には、このまま円高ドル安に向かってしまう可能性はありますね。

数年前まではFRBの議長の発言が、大きく為替に影響しましたが、最近はトランプ大統領の発言一つで簡単にトレンドが変わってしまいます。トランプ発言をAIシステムに取り込むにはどうしたら良いか?教えて Alexa!(笑)

 

RPA レベル3

RPA(Robotics Process Automation)のレベル3(Cognitive Automation)は、「大量のデータをもとに自己学習を行い、最良の判断をするAIシステム」ということらしいです。

まさに、システムトレードの最終兵器といった感じですが、既に市販されているいくつかのツールでもかなりのところまではできてしまうようですね。

卓越したアイデアやプログラミング能力などなくとも、適切なRPAツールを選択してきちんとしたシラバスさえ描ければ、優秀なトレードシステムができてしまう。もうそんな時代になりつつあるのかもしれません。

時代に乗り遅れないためにも、きちんと学習しなければ。

円高の足音

黒田総裁の発言、米国財務長官などのドル安容認発言などを機にドル安が進んでいます。

昨年のドル円は、全般的には108円から116円あたりまでのレンジ相場で、こういった状況がしばらく続くと、その後どちらかへ大きく動く、という事はしばしばあります。まして今回は日米の要人が後押しするような形になってしまっています。

テクニカル的にも108円付近のサポートを破られると、100円付近まで壁がない感じです。

時期的にもこれから3月までは円高傾向が強い時期ですね。

なんだか円高要因ばかり出てきてしまいますが、今週末に発表される米国雇用統計の結果が思いのほか悪い場合には・・・要注意です。

仮想通貨の問題

コインチェックの不正流失事件が問題になっています。

実は私の周りにも仮想通貨トレードにハマっている人が何人かいて、昨年末あたりまではニコニコだったのに、最近浮かない顔になってしまっている人が増えています。

正直なところ、自分では取引していないので、細かいところまでは把握していないのですが、数年前のスイスフランショックで海外のFX取引会社が何社か倒産してしまった時と状況が似ているようにも思います。

あの時は数か月して落ち着いてから、一応返金されたのですが、今回はどうなるのか?

 

いろいろ質問されても答えられないのも少し悔しいので、

「あくまで勉強のために、少しだけ始めてみようか」と考えていた矢先に、こんなことになってしまい、

また最初の一歩が踏み出せなくなってしまいました。

ビットコインFXの誘惑

最近知ったのですが、ビットコインにもFX(証拠金取引)があるんですね。

今、だいたい165万円前後なので、レバレッジが25倍maxで、ぎりぎり8万円ぐらいあればトレードできることになります。

ただ、ボラティリティが非常に大きくて、数十分で5万円ぐらい動いてしまうことも結構あるようです。

あっという間に証拠金がなくなってしまいますね。

雇用統計発表後のGBPも及ばない乱高下です。

こうなると完全にギャンブルです、しかも取引量が少ないので約定しないことも頻繁にあるようで・・・。

「君子危うきには近寄らず」と行きたいところなのですが、年末年始で市場がお休みになっているこの時間帯に、

取引できてしまうんですね。

「ちょっと暇つぶしに」なんていかん、いかんです。

 

 

 

レバレッジ規制10倍はいつから?

レバレッジ規制が25倍から10倍になることがほぼ決まりそうですが、それはいつから?

2018年からという事は確からしいのですが、さすがにもう1月1日からという事はもうなさそうですが、4月1日?6月1日?

なかなか情報が流れてきません。

今回の10倍というのはいささか問題があるようです。

というのは、How  to FX 的な文章では、長年「レバレッジは10倍以下に抑えるように」というのが定説でした。

この教え?を守って常に10倍以下にしていれば問題ないのですが、長期でポジションを取っているとどうしても下がった時に買い増したくなるのが人情です。「少しぐらいなら大丈夫」と、実際には15倍から20倍ぐらいになってしまっている方も多いようです。

日本人に長期トレードで人気なのがオージー(AudJpy)、俗に言うスワップ狙いに打ってつけの通貨ペアです。

「多少高いレートで買ってしまっても大丈夫。いつかは戻ってくるし、その間高スワップでしっかり稼いでくれる」

という感覚で今までは良かったのですが、10倍規制が出てくるとそうものんびりしていられなくなってしまう方も出てくるはずです。90円から95円あたりの平均レートで持ちづづけている方も多いようですし。(今年は90円をほとんど超えられませんでした)

10倍規制が始まるとどうなるか?残念ながら損を覚悟である程度ポジションを整理するか、ロスカットに任せるか?

どちらにしてもある程度売り注文が予想されます。

日本人しかトレードしていない?と噂される通貨ペアだけにその時何が起こるのか?

株高円高

株高、円高というとどうも「打ち間違い」と一瞬疑ってしまうのですが、

最近、その傾向がやや出てきました。

この数年(数十年?)株高と言えば円安がセットのようなもので、

「円安がもう一段進んだため、株高も持続する見込み・・・」というようなコメントが当たり前だったのですが、

少し様子が変わってきたのでしょうか?

ただ、経済学の教科書的には、株高円高が正しいようで、「株高ではいずれ金利が上昇し、円高となり・・」

という事のようですが、金利はまだまだ上昇しそうもありません。

 

「トレードと経済学は無縁」という考え方が主流?の昨今、株高で円高か円安かという考え方自体、

あまりそぐわないのかもしれません。