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昨日は私のFXシステムトレードセミナーにご参加いただいた方、ありがとうございました。100名近くの方がご参加頂いたようで、後方の席はテーブルもなく、かなり狭いスペースだったようで申し訳なかったです。
相変わらず時間配分が悪いせいで、後半はまた早口になってしまったようです。聞き取りづらくてすいません。どうもこの癖だけは直りません。セミナーを行うためのセミナーにでも参加した方がよいかな、などと考えてしまったりもします。
もし、時間内に質問できなかった事、あとで疑問に思った点などありましたら、こちらのコメント欄に書き込んで頂いても結構です。少し時間はかかると思いますが、お答えできるようにしたいと思います。
VBAの勉強法について質問を頂きました。
私の場合、プログラムについての勉強はVBAが最初ではなかったので、初めて勉強するにあたって、どのような書物が良いのかちょっと良く分かりません。
サイトでは以下のサイトが簡潔に使用法については説明しているように思います。
http://www.sigoto.co.jp/excel/
http://www2s.biglobe.ne.jp/~iryo/
書店で、VBA関係の本を何冊か手に取ってみたのですが、実践的、つまり使用目的がある程度限られた計算式の反復や表、グラフなどを作ることを目的として、単発的なものの紹介にかなりのページを割かれているものが多いです。確かに会社の仕事で使う場合にはこういった形式の方がそのまま使えて役に立つと思うのですが、バックテストなどに使用する場合に役に立ちそうなサンプルプログラムはなかなか見つかりません。
システムトレードに使うことを考えた場合、分岐とループといった考え方の基本からきちんと勉強して、プログラムの基礎をきちんと把握しておいた方が良いように思います。
VBAに限らず、プログラムの基礎的な本や情報処理試験の入門書的なものを一度お読みになることが、意外に上達を早くさせるように思います。
商品先物の中でも東工の灯油の上昇が止まらない感じです。期先の8万円台が定着してしまいそうです。
ガソリン価格と比較した場合、灯油よりガソリン価格の方が上なのが一般的なのですが、3月の中旬あたりから逆転現象が起こっています。
以前はガソリンと灯油の季節的要因を利用して、サヤトリができたのですが、ここ数年難しくなってしまっています。本来の投資というより、投機的な要因が強すぎることが一因となっているようにも思います。
季節的なアノマリーはFX以外は少し通用しなくなってしまった感じもあります。
灯油価格の上昇は、暖房費を圧迫するばかりではなく、農家のビニールハウス栽培や輸送コストにもひびいているようです。
ガソリンや灯油への投機は実生活で困った面が出てきますね。
セミナーで使用したものや自著に掲載されているバックテスト用のエクセルファイルを配布してほしいという依頼を受けることがあります。
2,3年前は配布していたのですが、最近は配布することに関して消極的です。
配布していた頃、ファイルを送付してしばらくたつと
「エクセルのシートがおかしくなったので直してほしい」
「きちんとサインがでなくなった、どこか欠陥があるのではないか」
等のメールが来るようになりました。
送られてくるエクセルファイルはだいぶ変更された状態になっているものばかりでした。
行削除や挿入後処理の間違い、カット&ペーストとコピー&ペーストによる絶対アドレスと相対アドレスの違いの理解不足による原因がほとんどでした。
エクセルを始めたばかりの方には仕方ない間違いだと思います。
ただ、出来合いのエクセルシートを興味半分にいろいろいじってしまい、間違ったサインが出るようになってしまっていることに気付かずに運用してしまったら・・・。
非常に怖いことだと思います。
マクロを含んだエクセルファイルなどの場合、私は初心者が使うことを想定して作っていません。なのでもっと大変なことになってしまうと思います。
ひと通りエクセルのチュートリアル的なところをマスターしてから、自分でバックテスト用のエクセルファイルを作っていく。そのほうが大きな事故につながることは少ないと思います。
土屋先生、フリーパパさん、そして斉藤さん!、損切りについてのご説明ありがとうございます。
土屋先生のおっしゃることは理解できるんですが、私の損切りという言葉の解釈が間違っていたのかもしれません。
私がポジションをとる場合、エントリー前にクローズ時期、ストップ値をつけてオーダーを出すことがほとんどです。(IFD OCO注文)このストップ設定、日経225先物の場合の逆指値注文は損切りではなく、予定クローズということになるのでしょう。
損切り=含み損の出ている証券を売却して損失を確定すること。(All about 用語集より)
(証券を指すんですか?ということは為替や先物では使わない?)
「損切りというのは損失を抑えるための裁量的な行為で、予定されているマイナス値幅到達のクローズは損切りではない。」
私はマイナス到達ポイントを設定して、そこに達するものを損切りととらえていました。
つまり、ポジションを取ってから思わぬ方向に相場が動いて、「そろそろポジションを閉じないと資金的にまずいんじゃないか、回復の見込みはないんじゃないか」と考えて裁量でポジションをクローズすることは、ロスカットあるいは’損切られ’?なんて読んでいました。
損切りはあくまで自発的、積極的なもの、後者の裁量的な行為は消極的なものととらえていました。
損切りは良い意味として解釈していました。
私の解釈が間違っていたのかもしれませんね。
損切り、ストップ、逆指値、ロスカットと似ているようで少しずつ違うんですね。
いろいろな本でもレポートでも混同された使い方が多いようにも思います。
そういう意味で言いますと、皆さんの言う損切りは私はほとんど行いません。
予定されたストップ到達は予定確率を大きく超えなければ、さほど気にはなりません。
逆にあまりストップにかからない方が、大きなしっぺ返しが来そうで怖い気さえします(笑)。
私のトレード先はFX、日経225先物、商品先物です。現物株はもう5年以上取引していません。そういった意味でも皆さんと市場も考え方もかなり違うようにも思います。
特に商品先物のガソリンや灯油などはストップをつけないでポジションを持つことは、私にとってブレーキの利かない車にのることと同じです。
そういう意識が強すぎるので、損切りが嫌われることに我慢できなかったのだと思います(笑)。
いろいろお騒がせしてすいませんでした。
決して土屋先生に反対意見をするわけではないのですが、
「システムトレードに損切りは必要ではない」というのは少し言いすぎではないかなと思います。
いちのみや先生の意見に賛成です。
「なぜシステムトレードに損切りは必要ないのか」土屋先生のブログの文章から、残念ながら、私の低い読解力ではきちんと理解することはできませんでした。
スリッページの件について、たとえば日経225先物では私の運用経験上、15000円で買って、ストップを14900円成り行きに設定すれば、14900円で約定することが4割、14895円で約定することが4割、14905円で約定することが1割、14890円で約定することが1割程度のように思います。バックテストはストップ14900円の場合、実際の計算は14895円で行います。この点についてはさほど問題が出るようにも思えないのですが。
将来への再現性についても、勝率と損切り設定の値から、ドローダウンの設定などについては、損切りをつけた方法のほうが再現性が高くなるようにさえ思えます。
2007年の私の日経225先物の運用結果では損切りをつけないモデルでは、7月までは順調で8月に一気に成績を落とし、年末まで損失をカバーしきれないものがいくつもありました。
ところがそのモデルと同じ売買サインで、損切りを付けたものはほぼ予定通りの成績が出ていました。システムの作り方に問題があると言われてしまえばそれまでですが。
なんとなく損切りをつけたモデルはオプションの買い的感覚、損切りなしのモデルはオプションの売り的感覚になるようにも思います。確かに資金が十分に確保できれば、オプションの売りの方が有利ではあります。
「システムトレードを行う上で、統計分析上導き出される必要トレードをこなせるだけの資金量があることは大前提で、その前提がクリアできないものはシステムトレードとは言えない」という考え方はあると思います。
プロの目からすれば「少ない資金量できちんとした分析もせずにテクニカルの簡単なサインだけを元に、売買を繰り返すだけのトレードはシステムトレードではない」と見えてしまうのも仕方ないのかもしれません。
ただ、新規参入の個人投資家の多くの方は100万円以下の資金量で頑張っています。プロが行うシステムトレードを実現できる方はそれほど多くないように思います。
損切りを付けなければ、100万円程度の資金は特に先物などの場合あっという間になくなってしまいます。
個人投資家が行うシステム的!トレードにはぜひ損切りをつけた方がよいように思います。
バックテストの検証期間について、一般的には10年から20年は必要と書かれているものが多いようです。
20年間、勝率、利益率、PF、シャープレシオなど基準値をクリアして有効に機能するだろうモデルを探すのはかなり大変な作業ではないでしょうか。
20年間もの間、有効に機能したものは一般的には信頼性がかなり高いと考えられるようですが、逆に公約数的な要素が高すぎて、あまり高いパフォーマンスは期待できない、ということになってしまいはしないのでしょうか。
20年間、及第点として有効なモデルと最近の5年間、かなり優秀な成績を残したモデルでは、これからどちらが有効に機能する確率が高いのでしょうか。
これは数学的にはということではなく、正規分布しているのかしていないのかよくわからない相場の見方としての問題ですが・・・。
もちろん、いろいろな考え方があると思います。一つの考え方として参考にして下さい。
私はFXのバックテストは2000年以降しかやっていません。2000年以前のデータとかなり動き方やボラティリティが違うからです。
もともと、バックテストの結果にそれほど信頼を持っている方でもないのですが・・・。
続く。
個人でシステムトレードを行う場合、基本的にはシステムを考える人、資金を出す人、運用する人は同じ人になります。
このことによって、システムトレードの優位性、つまり客観的なサインに基づいて運用されることによる、個人の主観(感情)の排除という点が失われてしまうことがあります。
つまり、感情的にもっと儲けたいがために途中でルールを変更したり、損失を抑えたいがために途中で勝手に運用を中止してしまうことも起こりえます。
解決策として、システムを考える人、資金を出す人、運用する人を別々にできれば一番良いのでしょう、しかし一個人の場合はなかなかそうもいきません。頑張ってJavaを使って完全自動売買プログラムを組んで、コンピュータに任せ切れにできれば、少しは解決できそうですが、それでもまるっきり運用結果を気にかけないようにするには勇気がいります。
システムトレードをはじめるにあたってまず必要なことは、
「きちんと運用する練習をする」ということなのかもしれません。
半年から1年程度、非常に少ないトレード量、(1万通貨単位とか、日経225先物ミニ1枚程度)で、とにかく損益は無視してルールどおり忠実に運用することを心がける。
このことによって、システム運用者と資金提供者をある程度実質的には分離することができるように思います。
システムトレードで利益を上げるには、まずきちんと運用する練習を行ってからの方が、遠回りのようで意外と近道かもしれません。
最近、システムトレードを始めた、あるいはは始めていた?(一度始めたが今はやめてしまった)という方数人ととお話をする機会や、メールでやり取りすることがあり、あることに気が付きました。
自分のイメージの中では、システムトレードを運用する上、あるいは始める上で”壁”となっていることは、運用するご本人がある程度有効だと考えるルール作りがうまくできない、バックテストを行う上で、エクセルをうまく使うことができないというようなことだと考えていました。ところが少し違ったようです。
「ルールどおりに運用できない」という理由がかなり多かったです。
その理由はいくつかあって、
1.寄付きで仕掛ける、引けで手仕舞うなどのサインが出ても、物理的な理由(仕事が忙しくて注文を出すのを忘れた、朝寝坊して注文を出せなかったなど)、心理的な理由(今朝読んだブログで、まだまだ上がると書いていあったので、仕切りづらくなってしまたなど)
こういった理由で、売買がサイン通りにきちんと行えない。
2.運用している途中で、負けトレードが何回か続くと、損切りありのトレードの損切りをやめてしまったり、買いサインが出ているのに自分の裁量で見送ってしまったりする。
3.実際に運用をしているモデルと、バーチャルで運用中のものがある時、バーチャルで運用中のもの方が運用成績が良くなるとすぐチェンジしてしまう。
というようなことでした。
ルールどおりに運用できないと、バックテストの再現性がどの程度あったのか、そのシステムは有効であったのかさえもよくわかりません。
しかし、実はこのあたりが一番大きな問題なのかもしれません。
続く、
先週行われました、エンジュクセミナー後の忘年会件懇親会で、セミナーを受けられた方からこんな質問をされました。
「テクニカル分析は何を使っていますか?」
「一目均衡表でFXのシステムトレードをやってみたいのですが、どうでしょうか?」
「Macdを極めたいのですが、何か良い方法はありますか」
というテクニカル分析に関する質問をいくつか受けました。
確かにシステムトレードの売買サインで、テクニカル分析は使っています。
また、その他に売買サインを出す方法はいくつも使っています。
テクニカル分析を専門に研究したことはありませんし、誤解を招く言い方かもしれませんがテクニカル分析は売買サインを出すキッカケ程度にしか考えていません。
なので、特にどれが良いということはありませんし、今のところ10種類程度のテクニカル分析をすべて、使用する通貨ペアで検証しています。
一目均衡表はシステムトレードのサインとしては少し扱いづらいので、私は使用していません。
テクニカル分析の研究を極める=トレード成績が上がる
という因果関係は直接的には難しいように考えています。
ひまわり証券から完全自動売買シストレソフトが発売されるみたいですね。
http://fx.himawari-group.co.jp/news/index.html?regNo=429#newsDetail
日経225mini、日経225 先物、TOPIX 先物、日本国債先物などが対象みたいです。
解説を読んだだけでは詳しいところまではわかりませんが、自分で作った売買ルールをどれだけ柔軟にかつ簡単に組み込めるかがカギになりそうです。
FXの場合トレードステーションがあるのですが、事実上英語対応だけで、売買ルールの作成がちょっと複雑でした。「こんな面倒なことするんなら自分でやっと方がいいや」ということになってしまい断念しました。
今回はそうならないことを期待したいですね。
完全自動売買が実現できれば、本当にほったらかしにできるので、時間を気にせず遊びに行けます(笑)。
追加のリリースの情報に注意しようと思います。
日経225先物、商品先物、FXウイークリートレードはすべてシステムトレードで売買しています。
ところが、今年の前半は採用しているモデルより、採用してないモデルの方が良い成績が出ている状態が続いています。特に採用していない原油のデイトレモデルが1月からずっと好調を維持しています(汗)。
最近はモデルの入れ替えを6月と12月に行っているのですが、今年のようにモデル間の成績に大きな差があると、入れ替えに苦慮します。
つまり二つの考え方があって、
1.今年の相場の動きがマッチしているのだから、前半の成績が良いモデルを当然採用するべき。
2.前半の良い成績のモデルは、後半落ちる可能性が高い。平均への回帰。
どちらも一理あるので、毎回かなり悩んでます。
最初に決めたルールどおりにやればよいのですが、ルールの変更にまで踏み込もうか否か。
一つ一つのモデルの成績より、ポートフォリオの組み方とトレード枚数の設定のほうがはるかに全体の収益に与える影響は大きいです。
今週末はかなり悩みそうです。
「システムトレードで必ず儲かる」という題名の雑誌の記事や、書籍やe-bookなどが最近増えてきたように思います。
何を隠そう私もそれに近い題名の書籍を出版しているわけですが、「必ず儲かる」とは題名につけていません。一般的なシステムの場合、必ず儲からない?ことはバックテストでも分かります。
システムを組む場合、最低でも年に5割程度は利益が出るシステムを運用したいと考えると思います。その場合10年のうちで1年程度は少しマイナスがでてしまう年が出てしまうことは多いです。フィルタをかけてそれを打ち消す事は可能だとは思いますが、他の年の運用利益率まで落ちてしまう。たとえばこういうことです。
1.10年間負けなしで、年平均2割の利益率のトレードモデル
2.10年間のうち負けた年は一度だけ、年平均7割の利益率のトレードモデル
皆さんでしたら、1,2どちらのトレードモデルを選択しますか?
私は2番を選択します。実はバックテストの結果がこのようになることが多いです。
トレーダーの考え方によっては、1番を選択される方も多いと思います。
ただ、「必ず儲かるシステムがより多くの利益をもたらすとは限らない」
という事は言えるように思います。
「必ず儲かる、システムトレード」というものには、なんとなく落とし穴を感じてしまうのですが‥。
最近少しマジメに宝くじをシステムトレード的な方法で検証しています。
一般の宝くじではなく、ナンバーズ3なのですが、数字の出方に少し癖があるようで、「偏りのある統計データ」を見るとどうしても分析したくなったしまいます。
今の所、期待値として月に8千円投資程度でリターンは2万円ぐらいと言った感じです。
かなりリターン率は良さそうですが、果たしてそんなにうまく行くのか実際にやってみないとわからないですね。来月あたりから実際に試してみたいと思います。
うまく行くようでしたら、やり方のヒントでもご紹介したいと思います。
昨年の12月の初めから「日経225先物ミニ」のシステムトレードを運用しております。
ルールは朝の寄付きでシステムトレードのサインどおり、買うか売るかでポジションを持ち、午後の引けで成行きで手仕舞ういたってシンプルな方法です。
最初口座に10万円入金して、4/20現在、30万円ちょっとになっています。
毎回、ミニで1枚のトレードです。口座残高が増えても枚数を増やさない単利方式です。
5ヶ月弱で20万円少しの利益が出ていますので、月に4万円チョットの利益ですね。
当初、バックテストの結果月2万円程度の利益を想定していましたので、少し出来すぎの感じです。一応有料でシグナル配信なんかもしています。
また機会を見て、運用成績のご報告をいたします。
「システムトレードを始めるにあたって、高価なコンピュータを何台か用意した方がよいですか」という質問をうけました。
手法にもよると思いますが、私のようにFX、日経225先物、商品先物などを中心にトレードするのであれば、特に必要ないように思います。
私のPC環境は3、4年前に10万円ぐらいで買ったディスクトップがメインPCです。OSもまだXPですし、メモリーを少し増設した程度で、何も手は加えていません。あと外でトレードする時にサブのノートパソコンを使う程度です。今まで1台でも特に不便を感じた事はないですね。
FX、日経225先物、商品先物はヒストリカルデータはそれほど多くないので、バックテストもよほど難しい事を試みようとしない限りあっという間に終わってしまいます。
ちなみに株のシステムトレードをやられている斉藤正章氏にも聞いてみたのですが、個別株のデータ分析でも、私と同じようなPC環境で、2、3時間程度で終わるそうです。
システムトレードは敷居が高いと言う印象は、あまり持つ必要はないように思います。
「みんなでシストレをやると市場が機能しなくなる?」というような内容の質問を頂きました。
セミナー終了時にも同じような質問を何人かの方から頂いたと思います。
FMやアナリストの方でもそのような意見をお持ちの方がいらっしゃるようですが、私なりの考えをまとめたいと思います。
以前に炭谷道孝さんという個人投資家の方が書籍で、商品先物のガソリンの引け間際のアノマリーを利用した必勝法を紹介しました。ところが書籍発売後すぐにその必勝法は機能しなくなってしまいました。
このような事は取引量が少ない市場ではしばしば起こっています。しかし半年もするとその必勝法はまたある程度機能するようになりました。
為替のような巨大市場でもそういったことは起こりえます。
2000年以前と2000年以降ではまずボラテリィティが大きく異なります。昨年のはじめあたりまでボラテリィティは相対的に下がり続けました。
これは外為法の改正で市場参加者が大きく変わってきたと言う事も原因として上げられますが、ヘッジファンドなどを中心にコンピュータを利用した自動売買システムが細かいカウンターモデル中心と言う事も上げられると思います。
一昨年の2005年優秀な運用成績を残したモデルは、カウンター系のモデルが多かったのですが、昨年2006年に優秀な運用成績を残したモデルは欧州通貨を中心とした長期トレンドフォロー系のモデルでした。
今年になってボラテレリティはかなり大きくなってきています。
システムトレードの流行や市場参加者の変化、流行した手法などの影響によって、市場が偏った動きをする事はあると思います。ところがあまり偏りすぎると自然と反対方向へ動き出してしまう。これが大きな流れとしての市場原理のような気もします。
大多数の人がカーナビを使って裏道で渋滞を回避したら裏道が込んでしまいます。しかしそのとき幹線道路はある程度すいてきます。その後また幹線道路を走る人が増えていく。そのようなことの繰り返しと大筋は似ているような気もします。
システムトレードや個人投資家の大勢の参加が市場原理を歪めてしまうようなことはないと思います。
ただ機関投資家が得意とする伝統的な手法が、いつまでも機能するとは限りませんが‥。
最近よく質問されるのですが、
「売買サインを出す方法で、万能な方法や裏技的なもののヒントだけでも教えてもらえませんか?」とか
「売買サインのテクニカルで有効なものはどうやって作るんですか?」
というような質問をよく受けます。
売買サインさえうまく出ていれば、収益が上がると考えるのは無理もないことなのかもしれません。
私の使っている売買サインは、ごくありふれた(移動平均やRSI,Macdなど)ものばかりです。別に宝刀と呼べるようなオリジナルの隠し技的なものはありません。
「そんな事で勝てるわけがない」と考える方も多いと思いますが、実際には売買サインより、タイムリーなポートフォリオの組み方や売買枚数の管理のほうがよほど損益を左右すると思います。
FXの場合通貨ペアだけでも20種類以上、テクニカル分析だけでも10個は楽に作れると思います。ルールでも損切をつけたりつけなかったり、仕切り法にバリエーションをつけたりすれば、その組合せは優に300種類は超えてしまいます。その中からタイムリーなモデルを選んでいくだけでも大変な作業です。
「有効なモデルがないのではなくて、タイムリーに探す事ができていないだけ」
と言う考えの方が、現実には即しているに感じます。
あまり売買サインの出し方ばかりにこだわっていると、なかなか次の段階へは進めないように思います。
商品先物で最近、貴金属やガソリンなどに代わってエース的な存在なのがゴムです。
売買高でも首位を取ることが多くなりました。それだけ動きも激しいのですが、午後に入ると比較的素直な動きをしていたので、やりやすい部分もありました。
昨年の後半から、今年の1月までは、ゴムのデイトレモデルがかなり好調だったのですが、今月に入ってからさっぱりです。
本日もそうだったのですが、日中の動きの中で大量の売り注文が一気に入る事が何回かありました。どうも投機的な操作を感じます。
昨年まで、石油関係で利益を上げてきたファンド筋が今年は振るわないため、ゴム市場に乗り込んできたのかもしれませんね。
大分雲行きが怪しくなってきたようなので、ゴムからは少し遠ざかったほうがよいかもしれません。
「勝率が6割以下のシステムトレードなんてどこにでもある。そんなもので儲かるわけがない。あてずっぽでやっても5割は超えられる」
これはある方のブログにあった読者からのコメントです。
果たしてそうでしょうか?
私が今運用しているシステムトレードのモデルの勝率はだいたい4割から6割程度です。
日経225のデイトレモデルは先々月(12月)勝率48%で利益23000円、先月(1月)は勝率52%で利益85000円でした。(いずれも日経225mini 1枚の場合)。
このモデルは10年間のバックテストでも月平均2万円程度の利益があがるという結果が出ています。
また、損切りをきちんと設定したモデルでは勝率は4割程度まで落ちますが、月平均の利益はあまりかわりません。全体の傾向を見ますと「利大損小」が実践できていて非常によいモデルのように思います。
逆に勝率を7割から8割にもって行こうとすると、損切を設定するのは難しく、1回の利益平均も小さくなってしまい、少ない負けの中に大きな負けが出てしまうことが多いです。
「利小損大」になってしまっているようにも思います。
確かに勝率が高い方が運用していて精神的に楽な事は事実です。それでも長い期間利益を出し続ける事は難しいようにも思います。数学的には高勝率が長く続く事自体に少し無理があるようにも思います。
精神的には辛いところに、おいしい利益がある。このように感じてしまう今日この頃です。
システムのモデルを評価する指標としてシャープレシオというものがあります。
これはいろいろ解釈があるようですが、簡単に言ってしまうと
平均利益/標準偏差
と言う事になると思います。
つまり、平均利益が大きくて損益のばらつきが少ないモデルが良いモデルという指標だと思います。
これは「安定して利益が上げられる」と言う事に他なりません。
利益の絶対額が多いことも大切ですが、あまり大きな利益と大きな損失があるとドローダウンも大きくなりますし運用していても大変です。
シャープレシオが優秀だとレバレッジを上げられるという利点もあります。
モデルを評価する場合、どうしてもプロフィットレシオや勝率に目を奪われがちですが、私はシャープレシオを重視しています。
平均ボラテリティ、つまり一日の間の最高値と最安値の差はどの程度あるかの一ヶ月、一年の平均を考えます。
為替の場合通貨ペアによってもかなり差があるのですが、クロス円であれば一般的に金額が上がればボラティリティもあがる傾向にあります。ポンド円と豪ドル円などの例が一番分かりやすいと思います。
一日のボラティリティを見た場合、この数値が大きい方が収益機会が多いことになります。(もっとも損失機会も増えますが)ただここで問題のなるのが、手数料です。ドル円の場合、スプレッドが4銭程度ですが、ポンド円の場合9銭程度。この数値だけを見ると大した事なさそうですが、特にデイトレの場合、1年間のトレードを通してみると意外にあとでこの差がひびいてきます。
日経225先物の手数料が最近また安きなってきています。デイトレで利益を出そうと考えるとこれはかなり年間損益に影響します。
日経225先物や商品先物と比べてしまいますと、為替の場合まだまだ一日のボラティリティに対するスプレッド(手数料)がまだ少し高いように思います。
このような理由から、私の場合、システムデイトレは為替ではなく、日経225先物や商品先物でやる機会が多いです。
USDJPYは先週の金曜日、昨年の最高値119.87円をブレイクして久しぶりに120円台に突入しました。GBPJPYも最近の節目と考えられていた235円をブレイクすることに成功しました。
通常は堅い壁をブレイクアウトした後は、しばらくそのトレンドが継続するのですが、今回はどうでしょうか?
システムトレードのモデルとして検証した場合、一昨年はブレイクアウトモデルがかなり良い成績を収めていたのですが、昨年はあまりふるいませんでした。モデルの成績はある程度持続する傾向があります。そういった意味でも今回のブレイクアウトが成功するか、それとも失速してしまうかは、今年のブレイクアウトモデルの良し悪しを占う上でも、大きな意味があるように思います。
米国は発表される指標が少しずつ上向いているようですし、英国はサプライズ的な利上げを発表したばかりです。
感触としてはなかなか良いものがあるようにも思うのですが、どうでしょうか?
勝率80%をこえるシステムトレードのモデルは仕掛け条件を限定した物、あるいはスキャルピングに近いものなどで、探す事ができます。
運用していても、だいたいは勝てるので楽しいのですが、高勝利ゆえにどんどん投資金額を増やしたくなる誘惑に駆られます。
高勝率モデルの弱点は少ない負けトレードの損失額が大きいあるいは無限大になってしまうものもあります。その場合かなり連勝を続けていても、一度の損失で利益が吹き飛んでしまう、調子に乗って投資額を増やしていくと余計その傾向が強くなります。
欧州通貨のポンドやユーロはこのところかなり快調なペースで上昇が続いています。
高スワップも受け取れるので、今の時期はある意味高勝率、高収益モデルと言えそうです。
ただ、どんなに好条件でもいつまでも上昇を続けていくことはありません。
結末には断崖絶壁が用意されている事も多いです。
どんどんポジションを積みまして行って、うまくクローズできれば良いのですが、なかなか自分で決断することは難しいですね。
幸いにも損失無限大を抑えるために、ストップロスが用意されています。
ベテランでもいざと言うときはなかなか自分では決断できない物です。
商品先物のシストレもやっているのですが、最近会話の中でふと気づいたことがあります。
知人「商品先物もやってるんだって?」
私 「ええ、やってますよ」
知人「石油関係が一時期もの凄く高騰していたけど、最近はどうなの?」
私 「う~ん、以前ほどでは」
知人「金とかプラチナもけっこう上がった時期があったよね。あの時は結構儲かったでしょう?」
私 「いや~、それ程でも。」
知人「本当に商品先物やってるんだよね?」
私 「ええ、まあ」
別にわざと曖昧な返事をしているわけではないのですが、
商品は完全デイトレのシストレでやっているので、本当に今上がっているのか下がっているのかさえ分からないわけです。
オマケに高騰したから、利益がたくさん出たかというと、それもあまり関係ないです。
毎日の4本値もただのデータとしか見ていないので、相場のファンダの部分は全く分からないですね。相場レポートみたいなものも全く読んでいませんし。
日経225も同じスタンスでやってます。
「最近 株が上がってるから調子いいでしょ」
と言われても、
「はあ、そうですね」
と言う気の抜けた返事になってしまい、聞いたほうは期待はずれのようです。
こんなことでよいのかどうかはさておきまして、完全システムトレーダーは相場の話に加われない投資家です。
相場の話ができるのはやっぱり為替ぐらいでしょうか。
やはりちょっと寂しいですね。
前回の続き的な内容にもなってしまいますが、シストレを運用していて心地よい勝率と言うとどのぐらいでしょうか?
高ければ高いほど良いように感じますが、意外とそうでもないのです。
勝率が高いシステムというとどうしても薄利で回数で稼ぐと言う形になってしまいます。
その為、10回のうち2、3回負けトレードがあっただけで、全体としてマイナスになってしまう事はよくあります。それだけ負けることが怖い、つまり緊張した運用状態が続いてしまうわけです。
逆に勝率4割程度のシステムは、負けることの方が多いわけです。負けるのが日常化してきて、あまり気にも留めなくなってしまいます(ただし損切りをキツメニして、大きく負けないことが前提です)。たまに大きな勝ちトレードがあると宝くじが当たったように嬉しい。これは運用していて心地良いものです。
不思議とそういったシステムこそ、結果的には長期間利益を上げ続けてくれる事も多いです。
運用していて心地よいシステムを作る。このあたりも考える必要があるように思います。
シストレは心理面の弱点を克服してくれる。とよく言われますし、自分でも本に書きました。書いておいて何なんですが、ルール通りきちんと運用できるかどうかはやはり心理面に左右されてしまうこともあります。
せっかくバックテストでよい結果が出ても、1、2回損失が続いて辞めてしまっては仕方ありません。本来そのあたりを想定しているはずなのですが、最初から負けが続いてしまうと、どうしても初心者のうちはその先が続けられなくなってしまいます。一ヶ月ぐらいしてもう一度データをとってみたら、そのまま続けていれば利益が出ていたはず、なんて事も起こりえます。
システムのルールではポジションを持ってから2週間後に仕切るはずが、3日ほどで、1円程度利益が乗ってきました。どうもチャート的にはこのあたりが限界のような気がしてなりません。「利確千人力」とばかりに仕切ってしまいました。
その後、2週間後に仕切っていれば倍程度の利益が出ていたはずと歯軋りしていまう事もあります。
シストレなのに心理面に左右されてしまいます。
このあたりを克服するには、やはりルールをきちんと守る事徹するしかないのですが、手助けをしてくれる方法はあります。
それは
1.レートの上がり下がりをなるべく意識しないようにする。
2.ポートフォリオを組む
といった所でしょうか。
長く続けていけば、負けトレードが続く事にもそれなりに慣れてきて、自然と克服できるようになると思うのですが、それまでのツナギとして考えても良いかもしれません。
アメリカではもうかなりこのあたりの環境も進んでいるようなのですが、簡単に言ってしまうと、いくつかある運用モデルのうちから選択して、実際の運用に関してはブローカー任せにしてしまうと言うやり方です。限りなく投資ファンドに近いように感じますが、投資対象の透明性や損益が分かりやすいという点では、ファンドより良いような気もします。
日本でも始めようとしている会社があるようですが、これも始まってみないとちょっと分かりませんね。会社に対するクレジットリスクも大きいように思います。
サラリーマンやOLの方には任せ切りにできるので、メリットは大きいと思いますが、投資に対する考え方や好みの問題もあると思います。旅行へいく場合、バスにのってお任せパッケージツアーで満足できるか、多少の渋滞にあってもマイカーで目的地へ行きたいかの選択に似ているような感じです。
完全自動売買、それで利益がでればひとつの究極に形ではあるのですが、しばらくは自分で運転するトレーダーでいたいと思います。
システムトレーダーにとって、売買システムを作った後、運用はすべてコンピュータが自動でやってくれる、これがやはり理想だと思います。
http://www.multicharts.jp/
トレードステーション2000iというソフトを使って完全自動売買はできるようなのですが、ソフトの販売価格は3000ドル。だいたい35万円と言うところでしょうか、これは安いのか高いのか?
メタトレーダーというソフトのデモ版は使った事はあるのですが、なんとなく使い方に慣れなくてそのままになってしまいました。
イージーランゲージというプログラミング言語でシステムを組んでいくので、私のようなエクセル派?には慣れるまで少し時間がかかりそうです。
為替はFXCMとタイアップで完全自動売買環境と言う事なのですが、どんなもんでしょう?
なんとなく月々のライセンス料やらいろいろかかりそうな感じもあるのですが、まだちょっとやってみようと言う気になれないでいます。
いずれにしてもシステムを組んだ後はPCにまかせて自動運用。そうゆう時代になってしまいそうです。
宝くじで自分で番号を選べる物に、ナンバーズやロト6などがあります。
10年くらい前に、話の種に一度やった事があったように思うのですが、その後はすっかりご無沙汰でした。
銀行の売り場の前でたくさんの人たちがマーキングしているのを見て「あ~、まだ結構人気あるんだ」となんとなく興味が出てきて、ネットで関連サイトを探してみました。
http://www.toe.jp/numbers34/
ナンバーズを中心に扱ったサイトですがなかなか内容があって面白いです。
「過去何年ものデータを分析して、その傾向を探り、出現頻度が高い番号を根気強く繰り返しベットして行く」そんなやり方がスタンダードなようです。
なんとなく、為替や株のシストレに近いものを感じます。予想術や掲示板のところは、そのままではダメですが、参考になるアイディアがあるように思います。
ボックスやナンバーズのミニならシストレの手法も使えそうと少し興味を持ったのですが、毎回宝くじ売り場まで足を運ばなければならないのは面倒!?
少し怠け癖がついてますね(笑)。
システムトレードのひとつの手法が広がって、たくさんの人がやりだしてしまうと、うまく機能しなくなってしまう。そういった傾向がひとつの矛盾点としてあります。
有名なところではラリー・ウイリアムズの「ウップス」でしょうか?
株や商品先物の場合、特に出来高の少ない銘柄ほど顕著にその傾向は現れるようです。
為替の場合はそれ程でもないのですが、やはりこういった傾向が現れることもあるように思います。
その影響かどうかの確証はありませんが、昨年までの数年間はブレイクアウト系やトレンドフォロー系のモデルが良く機能したのですが、今年は今ひとつです。逆にカウンター系のモデルはまずまずの結果が出ています。
数年に一度、このような事は起こっているようです。
何年も同じモデルで乗り切っていく事は難しいです。やはりその年の傾向にあったモデルに変更していくことが必要だとは思うのですが、変更するタイミング、また元に戻すタイミングが本当に難しいですね。
野球やサッカーなどの監督は、基本的にフィールド内で自分がプレーすることはできません。(ヤクルトの古田監督は例外ですが)
試合前に先発メンバーとポジションを決め、相手の戦力を分析し作戦を立て、各選手にその作戦を伝達する。試合が始まってしまったら、あとは選手たちを信頼して見守るしかありません。このあたりがシステムトレーダーとよく似ているなと感じます。
基本的にシステムトレーダーが考え、手を下せるのはオーダーを出すまでです。あとは自分の決めたルールに基づいた仕切りの条件が満たされるまで、戦況を見守るしかありません。
これは慣れないうちは非常に歯がゆい物です。どうしても見ていられなくなって、薄利で仕切ったり、損切りラインを変更したくなったりしてしまいます。
それでも、監督はゲームでプレイしてはいけません。ゲームが始まってプレイしたければプレーヤーにならなければいけません。そして、プレーヤーとして相手に勝ちたければ、プレーヤーとしての能力を高めなければならず、監督の能力とは別のものになってしまいます。
当たり前の事を言っているだけなのですが、実はこのあたりが結構難しかったりもします。
自分が監督なのかプレーヤーなのか、システムトレーダーなのか裁量トレーダーなのか、その辺を自己確認してゲームに望む事が大切なようにも感じます。
USD EUR GBP AUD NZD CAD
10/13 119.64 149.69 222.02 89.86 78.64 105.15
2006 117.75 139.52 202.86 86.3 80.23 101.23
2005 102.79 139.52 202.89 80.09 74.08 85.56
2004 107.01 135.04 191.3 80.55 69.68 82.68
2003 118.79 124.59 191.07 66.67 62.38 76.36
2002 131.29 117.06 191.41 67.06 54.51 82.54
2001 114.38 107.07 170.88 63.94 50.57 73.38
これは2001年から2006年までのクロス円、年初値を羅列した物です。
(一番上の行だけは先週金曜日の終わり値です)
そこで、年初値で勝って年終値で仕切るトレードを考えてみたいと思います。
各通貨は1万通貨単位(1枚単位)、スプレッドとスワップは考慮しないと、以下のような結果になります。(2006年は10/13までです)
USD EUR GBP AUD NZD CAD
2006 18,900 101,700 191,300 35,600 -15,900 39,200
2005 149,600 4,400 60,500 62,100 61,500 156,700
2004 -42,200 40,400 55,400 -4,600 44,000 28,800
2003 -117,800 104,500 2,300 138,800 73.000 63,200
2002 -125,000 75,300 -3,400 -3,900 -61,800 -40,100
2001 169,