昨日、FRB議長の会見がありました。
チャートを見ていると、市場は初め、6月の利上げを示唆する発言と解釈したようで、
一度は上昇しました。
その後は利上げなしの可能性が強いと解釈してようで、下落路線、
どちらも非常にもみ合いながらの動きでした。
おそらく現時点では、6月利上げの可能性が、70%から50%になったという感じでしょうか。
雇用統計がよかったので、利上げはあるんじゃないかと勝手に市場が考えていた
だけで、イエレン議長の発言に変化はなかったのですが、
それにしても、FRB議長の発言は相変わらずわかりずらいですね。
(わざとそうしてるんでしょう)
米国政府としては、建前は相変わらず強いドルを望むということになっていますが、
景気回復維持を考えると、本音は、「あまり強すぎるドルも困る」というところでしょうか。
6月はギリシャの資金援助延長も切れる時期です。
5月ごろから再び、荒れそうですね。