偏差値の解釈

 受験シーズンもほぼ終わりを迎え、あとは新学期を待つだけという学生さんも多いことと思います。
 今年も、「偏差値重視の受験はよくない」的な論争もありましたが、その前にそもそも、偏差値の一般的な解釈が少し違うような気もします。
 今年はゆとり世代の現役受験が最後ということで、ワンランク下げて安全策を取る学生が多かったとのことですが、例えば、センター試験で偏差値60程度だった学生が、安全策をとって偏差値55程度の大学の2次試験を多数の学生が受けたため、偏差値60程度の大学の倍率が下がってしまい、逆に冒険で偏差値55程度の学生が、偏差値60程度の大学を受験して受かったしまった、というケースが多かったんじゃないか?
 もっとわかりやすく言うと、日大は落ちてしまったが、早稲田は受かってしまった、というような学生が今年は例年より多かったんじゃないか?
 自分もそうでしたが、「君の志望校は偏差値68だね。ちょっと難しいから、偏差値65程度の学校に変更したほうがいい」というような指導は正しいのか。
 偏差値が10程度差以内の学校の合格可能性は、それほど大きく変わらないじゃないか。
 あまり細かな偏差値の差より、倍率が及ぼす合格可能性への影響の方が大きんじゃないか。
 そうだとしたら、細かな偏差値の違いなど気にせず、大きくA,B,Cクラス程度に分けて検討したほうが良いんじゃないか。
 などといろいろ考えてしまいました。

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