向かう所敵なし

ゴールドマンがバンカメの投資判断をバイに引き上げて、シティがゴールドマンの目標株価を引き上げたそうです。まさに芸者の褒めあいのようなんですが、NYダウは素直に?上昇しています。午前0時現在で、日本時間のお昼から200ドル以上の上昇です。シカゴの日経平均先物もお昼から300円以上の上昇です。
 上げ要因にも特にこだわりがないようで、一企業の業績向上だけでも、何でもよい感じですね。失業率が10%近い状態でも、住宅市場は下げ止まり、金融は安定化ということになってしまいそうです。素人が普通に考えてもあり得ないようにも思うのですが、あまり関係ないようです。ファンダメンタルズで考えるだけ無駄なようですね。おそらくGMが破たんしてもポジティブに受け止められてしまうんでしょう。もう向かうところ敵なしという感じです。

 お昼頃、ムーディーズによる日本国債格下げの噂が流れて、ドル円の94.5円トライに一気に水を差された感じです。結局格上げだったのですが、一度流れが変わってしまうともう元には戻らないですね。94.5円を抜けると円高トレンドができそうだったのですが、これでまたしばらく混沌とした状況になってしまいそうです。

 なんとなく、NYダウの上昇が無理やりに為替や各国の株価指数の上昇を作り出している感じもします。米国債の金利上昇はFRBの買い取りでこちらも無理やり抑え込んでいます。
こんな不自然な状況はいつまで続くのでしょうか?