雇用統計後

 金曜日に発表された米国雇用統計はほぼ予想の範囲内でした。
発表直後は大きくドルが買われましたが、米国市場が始まる頃にはだいぶレートを落とし、
結局90円目前で終わりました。
 指標発表後と米国市場が始まったころで、ギャップができることは珍しいことでもないのですが、これだけはっきりしたギャップは最近少なかったと思います。
 ユーロの動きが難しいですね。ユーロとドルの力関係について、市場心理もまだはっきりしていないのかもしれません。もっと平たく言ってしまえば、欧州と米国ではどっちがマシか?ということになるのかもしれません。このままユーロの金利が下がらないと、多国籍通貨の弱点を露呈してしまうかもしれません。

 来週の月曜日が日本では祭日ということも、キーポイントになりそうですね。
祭日でなければ、90円目前で一度反発する可能性もありそうですが、東京市場がお休みだと一気に90円突破する可能性もありそうです。次に意識されるのは87円あたりになりそうですね。日本政府や米国政府からけん制発言がでないようであれば、意外と簡単に落ちてしまう可能性も否定できません。

 祭日明けの13日の日経平均もちょっとまずそうな感じです。このまま月曜日もNYダウが下げて、ドル円90円以下で東京市場を迎えると、株式市場の市場心理もだいぶ冷え込みそうです。