すいません、補足説明を

先ほどのブログが誤解を招くような内容ですいません。読み返してみるとユーロは130円では割安ととれる内容になってしまっています。補足説明をさせてください。
 私も今後の見通しとして、130円を割り込んだことで、ユーロ円の下げ止まりというイメージは持っていません。ひょっとしたら100円あたりまで行ってしまうのかもしれません。
 ただ、問題はいちのみやさんもご指摘されていましたが、下落速度にあると思います。10月に入ってからの下落速度は尋常ではありません。このおもな原因はユーロという通貨に対する信頼感が薄くなってしまったという点だと思います。主要銀行が次々と国有化されたり合併したり、救済されたりという状況が続いています。EU諸国の経済対策も各国のインフレや景気後退速度が違うため、コンセンサスを得ることが難しい状況です。
「このままではユーロという通貨が崩壊してしまうのではないか」という過度なパニック心理がこの下落を支配しているのかもしれません。この心理状態が落ち着いてしまうと、ユーロ安も落ち着くように思います。
 円売りユーロ買い、原油、穀物先物買いから撤退したファンドが今度はユーロ売り円買いを仕掛けているという情報もあります。
 つまりファンダメンタルズ的な要素より、パニック心理的な要素やその心理を利用した投機的な要素のほうが強いように思います。

 今後日本企業の中間決算が発表され、年末にかけて倒産する企業が続出するようなことがあれば、「避難通貨としての円は大丈夫か」という市場心理が、一気に支配するかもしれません。そうなった場合にはユーロ円100円に向けての円高トレンドという可能性は薄くなってしまうように思います。
 可能性としては大きなリバウンドありの、乱高下の状況を考えています。

 ちなみに「ビックマック指数」というやつはあまり信用していません。イギリスやEUのものの価格には、高度社会保障という税金も含まれています。このあたりの解釈が難しいように思います。