ドル円109円突破

 ドル円が109円を突破しました。今年になってから強いレジスタンスになっていた、108円後半の壁をやっと破った形です。このまま新しいトレンドを形成して、112円あたりを目指すのではないかという見方も出てきています。

 今回はドル高というより、円安、オセアニア通貨安、ユーロ、ポンドは見送りで相対的にドル高になったという感じです。ドルを買い進む動きが再開されたということとは、少し違うようにも思います。

 最近のおもな変化といえば、
・日本の景気先行き懸念がより一層強まった
・オセアニアは不動産バブル崩壊など、急激に景気減速感が増している
・ドイツの景気減速感が増している
・米国の金融機関不信が少し和らいだ、原油価格の下落で米国の景気減速懸念が少し和らいだ
 整理するとこんな感じでしょうか。

 原油も1バレル100ドル以下まで調整するとの見方も出てきています。テクニカル的に見ると3月後半からの上昇分の、ちょうど半押しといった感じで、このまま下落するか、切り返すのか、瀬戸際というところのようです。

 米国金融機関に対して悪い材料が出たり、再び原油が高騰すればこの状況はあっという間に崩れてしまうようにも思います。ドル円高のトレンド発生と見るにはまだ少し早いようにも思います。