エクセルファイルの配布に消極的な理由

 セミナーで使用したものや自著に掲載されているバックテスト用のエクセルファイルを配布してほしいという依頼を受けることがあります。
 2,3年前は配布していたのですが、最近は配布することに関して消極的です。

 配布していた頃、ファイルを送付してしばらくたつと
「エクセルのシートがおかしくなったので直してほしい」
「きちんとサインがでなくなった、どこか欠陥があるのではないか」
等のメールが来るようになりました。
 送られてくるエクセルファイルはだいぶ変更された状態になっているものばかりでした。

 行削除や挿入後処理の間違い、カット&ペーストとコピー&ペーストによる絶対アドレスと相対アドレスの違いの理解不足による原因がほとんどでした。
 エクセルを始めたばかりの方には仕方ない間違いだと思います。
ただ、出来合いのエクセルシートを興味半分にいろいろいじってしまい、間違ったサインが出るようになってしまっていることに気付かずに運用してしまったら・・・。
 非常に怖いことだと思います。

 マクロを含んだエクセルファイルなどの場合、私は初心者が使うことを想定して作っていません。なのでもっと大変なことになってしまうと思います。

 ひと通りエクセルのチュートリアル的なところをマスターしてから、自分でバックテスト用のエクセルファイルを作っていく。そのほうが大きな事故につながることは少ないと思います。