ヘッジファンドの行方

サブプライム問題もモノラインの問題からヘッジファンドの破綻懸念問題へと、段階が一段階変わったようです。先週からの商品先物の売りはヘッジファンドの解約に伴う投げ売り説が出ていますね。こうなると思い出されるのがLTCMの破綻です。
 ただ、最近のヘッジファンドはLTCMのような大規模なものはほとんどなく、小さな規模のものばかりです。投資スタイルも大きなレバレッジをかけたマーケットスクエア的なものではなく、それほど高いレバレッジはかけていないので、大きな破たん問題にはならないのではないかという見方もあるようです。

 小さなヘッジファンドは一つ一つではそれほど影響力はないので、破たんしてもそれほどニュースにはならないかもしれません。情報が入らない間にたくさん破たんしていて・・、などということにならなければ良いのですが。

 NYダウも米国ドルも日本株もそろそろ底を打った、商品相場も高騰が収まったので、今が買い戻しの絶好のチャンスというコメントを出されている方も増えてきたようです。

 私は楽観視はしていません。まだ米国の不動産は下がるような気がしますし、日本の不動産バブル破裂はまだ始まったばかり、という意見に賛成です。

 下降トレンドの景気の踊り場は
「大底を買いに行くなら、今が絶好のチャンス」と発言する人が多数いる。
本当の大底は
「もっと、もっと下がる。早く売ってしまえ」と発言する人が多数いる。
そして数カ月して気がつくとそこが大底だった。

というような状態だと何かの本で読んだことがあります。
この考え方は経験上、当たっているような気もします。