介入はあるのか?

 先週末から本日にかけて、急激に円高が進んでいます。
ドル円はとうとう102円台に突入ですね。105円以下のレートを見るのは久しぶりだなあ、なんて思っていたのもつかの間、あっという間に102円台ですね。
 102円台は実に2005年の1月以来です。
 次にくるのはまさかの100円割れということになるのですが、100円以下のレートを見たことがない方も多いと思います。
「100円割れは絶対にない。介入して阻止するだろう」
とお考えな方も多いと思います。
ただ、100円を割れそうになった時に本当に円売り介入はあるのか??

 介入は日銀が円を売って米ドルを大量に買えば済むことと考えがちですが、実はそう簡単にも行かないみたいです。
 きちんとアメリカ政府の了解を得ないとまずいみたいですね。そうしないと「為替レート不当介入国家」のレッテルを貼られかねないようですし、日本独自にやってもあまり効果はないようです。米国とできればECBの協力も必要なようです。なおかつ国際的に「米ドルは100円割れを起こさせない」といった政治的なアナウンスとコンセンサスが効果的なようですね。今の状況ではそれは難しいです。
 アメリカは御存じの通りの経済状況で実はドル安による景気回復を暗に望んでいる状況です。ECはこれ以上のユーロ高は望んではいないでしょう。となるとドル円の100円割れも国際的に見れば別に問題なしととらえられてしまいそうです。

 100円を割れてどんどん円高が進むかと言えばそうでもないような気がします。歴史的に見てもドル円が100円を割れている期間と言うのは非常に短いです。
 それに米ドルの次に売り浴びせにあうのは円のような気がしてならないのですが・・・。