システムトレード運用の壁(1)

 最近、システムトレードを始めた、あるいはは始めていた?(一度始めたが今はやめてしまった)という方数人ととお話をする機会や、メールでやり取りすることがあり、あることに気が付きました。
 自分のイメージの中では、システムトレードを運用する上、あるいは始める上で”壁”となっていることは、運用するご本人がある程度有効だと考えるルール作りがうまくできない、バックテストを行う上で、エクセルをうまく使うことができないというようなことだと考えていました。ところが少し違ったようです。

 「ルールどおりに運用できない」という理由がかなり多かったです。
その理由はいくつかあって、

1.寄付きで仕掛ける、引けで手仕舞うなどのサインが出ても、物理的な理由(仕事が忙しくて注文を出すのを忘れた、朝寝坊して注文を出せなかったなど)、心理的な理由(今朝読んだブログで、まだまだ上がると書いていあったので、仕切りづらくなってしまたなど)
こういった理由で、売買がサイン通りにきちんと行えない。

2.運用している途中で、負けトレードが何回か続くと、損切りありのトレードの損切りをやめてしまったり、買いサインが出ているのに自分の裁量で見送ってしまったりする。

3.実際に運用をしているモデルと、バーチャルで運用中のものがある時、バーチャルで運用中のもの方が運用成績が良くなるとすぐチェンジしてしまう。

というようなことでした。
ルールどおりに運用できないと、バックテストの再現性がどの程度あったのか、そのシステムは有効であったのかさえもよくわかりません。

しかし、実はこのあたりが一番大きな問題なのかもしれません。
続く、