政策金利引き下げ

 日銀が政策金利を0.20%引き下げて0.30%にすることを決定しました。
 2時少し前の発表だったのですが、いきなり日経225先物は200円ぐらい、ユーロ円は2円ぐらい下げました。少したってすぐに元の水準まで戻ったのですが、驚きました。
 このところ、日銀の利下げを期待して、株高円安が進んでいたのですが、決まったとたんにどちらも急落。織り込み済みということで、次の展開を先読みしてということなのかもしれませんが、それにしても急落しすぎの感じでした。
 ひょっとしたら、単なるタイミングを合わせた利食い売り?それとも何か別の理由があったのでしょうか?
 どちらにしても、また少し次の展開が難しくなった感じです。

例年であれば・・・

 来週からはもう11月ですね。少しずつ寒くなってきたような気もします。
例年であれば11月頭から12月の第2週あたりにかけては、FXトレーダーにとって一番
おいしい時期、円安トレンドが発生しやすい時期です。一か月ちょっとのロングポジションで5円から10円の差益プラススワップが狙える楽しい季節のはずなのですが・・・今年はどうでしょうか。
 本日は朝方から円安が進みました。午後に入ってからはこう着感が強まってしまい、方向感がなくなってしまいました。まだまだ利益確定による買い戻しの域を出ていない感じです。
 株の空売りが来年の3月まで禁止になったそうですが、果たしてどのように影響するでしょうか?
 オージー円などは10月初めあたりの水準まで戻っただけでも10円程度の差益が狙えます。果たしてどうなることでしょうか??

 あまり期待はしないことにしています。

介入かよ!

 14時45分あたりから、日銀の介入があったみたいですね。レジスタンスを無視した急激な上げ方には参りました。まさかこのタイミングで来るとは!!
 当然警戒しておくべきだったと思います。いや~惨敗です。レバレッジが高かった分よけいにやられました。フリーズして決済できなかったのが痛かったです。
 今日はもう寝ます!

すいません、補足説明を

先ほどのブログが誤解を招くような内容ですいません。読み返してみるとユーロは130円では割安ととれる内容になってしまっています。補足説明をさせてください。
 私も今後の見通しとして、130円を割り込んだことで、ユーロ円の下げ止まりというイメージは持っていません。ひょっとしたら100円あたりまで行ってしまうのかもしれません。
 ただ、問題はいちのみやさんもご指摘されていましたが、下落速度にあると思います。10月に入ってからの下落速度は尋常ではありません。このおもな原因はユーロという通貨に対する信頼感が薄くなってしまったという点だと思います。主要銀行が次々と国有化されたり合併したり、救済されたりという状況が続いています。EU諸国の経済対策も各国のインフレや景気後退速度が違うため、コンセンサスを得ることが難しい状況です。
「このままではユーロという通貨が崩壊してしまうのではないか」という過度なパニック心理がこの下落を支配しているのかもしれません。この心理状態が落ち着いてしまうと、ユーロ安も落ち着くように思います。
 円売りユーロ買い、原油、穀物先物買いから撤退したファンドが今度はユーロ売り円買いを仕掛けているという情報もあります。
 つまりファンダメンタルズ的な要素より、パニック心理的な要素やその心理を利用した投機的な要素のほうが強いように思います。

 今後日本企業の中間決算が発表され、年末にかけて倒産する企業が続出するようなことがあれば、「避難通貨としての円は大丈夫か」という市場心理が、一気に支配するかもしれません。そうなった場合にはユーロ円100円に向けての円高トレンドという可能性は薄くなってしまうように思います。
 可能性としては大きなリバウンドありの、乱高下の状況を考えています。

 ちなみに「ビックマック指数」というやつはあまり信用していません。イギリスやEUのものの価格には、高度社会保障という税金も含まれています。このあたりの解釈が難しいように思います。

ユーロショック

 ユーロがついに130円を割り込んでしまいました。これは2004年の4月以来で、実に4年半ぶりの出来事です。
 本日の日経平均の下落はユーロショックによるものとされているみたいです。日本企業で欧州向け売上比率の高い銘柄が、狙い撃ちにあったようです。確かに170円近い頃はちょっと行き過ぎかなという気もしたのですが、130円以下というのも少し円が過大評価され過ぎのような気もします。
 ドル円も再び100円を割り込んでしまいました。輸出を中心とした企業は為替予約などで、100円程度までであれば業績にそれほど影響しないようにヘッジしているみたいです。ただ、100円を割り込んでしまうと決算予測も変更せざるおえない企業も多数出てきそうです。100円の壁ということで強固に守ってきた理由もその辺にあるようですが、100円を割ってしまうと場合によっては90円以下も視野に入ってきてしまうので怖い気がします。
 100円以下で落ち着いてしまうようだと、円高不況が本格的になってしまう懸念もあるので、景気全般に対する影響も心配です。

「ユーロ安?ビトンもエルメスも安くなるしよかったじゃない!」
という意見もあるようですが・・・。

なんとなく試合終了ムードですが・・・?

本日の大暴騰で、「ああ、今回の暴落は大変だったね、でもなんとか乗り越えられてよかった」というムードがなんとなく漂ってしまっていますが、本当に大丈夫なのでしょうか?

 今回の米国を中心とする金融対策政策の疑問はいくつもあります。
・証券化商品の損失が実際にはまだいくらになるか分からない状況(想定で最低150兆円)で、公的資金枠は75兆円。足りなくなることは目に見えているような?
・公的資金枠がもっと広がれば、政府の財源や調達手段に心配が及んでくるわけで、この段階になるともっと大変なことになってしまうのでは?
・ブッシュ政権が作った救済の枠組みを、新政権がどの程度維持できるのか?インフレ状況や失業率に大きな差があるEU諸国は、一本化体制をどこまで維持できるか?
・世界的な実体経済の大幅減速は避けられないわけで、市場の関心が再びそちらに移った時、NYダウは1万ドル以上を維持できるのか?
 などなど、考え出せばキリがないのですが、ある程度のリバウンドはあっても本格上昇までは当面期待できないように思います。

 この1週間で、外為どっとコムの口座数が35%も減ってしまったそうです。
「豪ドル、ユーロは10年に1度の仕込み時」という内容のブログも多くありましたからね。スワップ派はレバレッジいっぱいにしてしまったのかもしれません。
 基本的には私はまだ円買い姿勢を崩していません。

 「アメリカは日本が10年かかった立て直しを1年で終了する」というコンセプトのもと、立て続けに対策を打っていますが、切り札から先に使ってしまうと、あとは何も良いカードがなくなってしまいます。その時の方が怖いような??
(こんなことばかり書くと、また嫌われそうですが、気にさわった方ゴメンナサイ)

サーキットブレーカー

このところ貴重な体験をいろいろします。初めてサーキットブレーカーを見ました。
寄り付きで売りを入れて、あまりに急激に落ちて行ったので、すぐさま買い戻し注文を入れました。その直後にこの画面です。

CB.jpg

NY市場で以前にあったのは知っていたのですが、まさか日本で見られるとは、
なんてのん気なことを言っている場合ではないですね。
「この後どうなるんだろう?」
と少し不安になったのですが、(どこにも説明がない!)数分して元に戻り、
復帰時のレートで約定していました。

 FXもなんか大変なことになってます。
ここ数日、外為どっとコムのユーロ円は、買いスワップが-60で、売りスワップが+60のままですし、スプレッドも朝方だと30銭ぐらいついてしまうこともあるので、とてもトレードできませんね。
ボラも凄いです。あっという間に3円、4円動いてしまうので、怖くて手が出ません。
セオリー通りの動きなんて全く無視といった感じです。
冗談みたいな相場が続いています。
こんな時の一番の対策は
「参加しないことに意義がある」ということになってしまいます。

アイスランドや韓国もマヅイ状態になっているみたいですね。
欧州の金融大国といえばやはりスイス。
UBSはかなりまずいことになっているみたいですが、でかすぎてスイス1国では助けられない?
アメリカの次は自動車業界でしょうか?GM??

日本の中小企業もこのままだと一般企業でさえ危うくなってしまいます。
ところが、お昼のニュースを見ていてもあまり緊張感は感じられませんね。

政治家は選挙のことしか、実は頭にないようです。
「投資家が冷静になれば問題ない」
こんなことを言っているのと、さして変わりがないような気がします。

本当に大変なことが起きなければよいのですが。

ユーロがやばい?

クアデン・ベルギー中銀総裁の発言を引用します。
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金融危機はまだまだ続く
危機は当初考えていたよりも長く厳しい
大規模な流動性供給にも関わらず、市場の状況は著しく緊張したまま
金融の惑星は完全に危機の状態だ
ベルギーでは米国型のサブプライム危機はあり得ない
政策金利は特に米国ではあまりに長期間低すぎるままだ
信頼は銀行の間でほとんど完全に消滅
(更新:10/07 22:12)

金融危機がどの程度悪化するのかは予測不能だった
今回の金融危機は1992-1993年の危機よりも悪いものだ
国家レベルでの協力が必要だ
金融危機は実体経済に負の影響を与える
来年、ユーロ圏の多くの国は1%以下の経済成長となる可能性
最早「利下げ」の可能性は排除出来ない
(更新:10/08 00:09)
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以上、ひまわり証券より

何となく悲惨な状況を感じてしまいます。
欧州全体で、IMFの統計では証券化商品の購入額はアメリカの5倍あるということらしいです。今回の金融危機の本命はやはり欧州ということらしいですね。

本日はユーロ円ロングで利益を上げた方も多いと思います。
私はしばらくはロングする気にはなれません。

「黄金の相場学(2005~2010)」若林栄四著
なんか当たってませんか?
ちょうど今は149ページあたりでしょうか。
ちょっと早い気もしますが、
もう一度読み返しておこうっと。

パニック相場!

 NYダウがついに先ほど1万ドルを割ってしまいましたね。クロス円の動きも怖いくらいな下がりようです。さすがに新幹線に飛び乗る勇気はなかったので、ただ見ているだけでした。
 普段とはかなり状況が違うようです。やはり100年に一度の出来事でしょうか?
日本ではそれほど感じないのですが、欧米では少しパニック的な状況もでているようです。

 いや、ちょっと待ってくださいね。今、ポンドやユーロがとんでもないことになってますね。
こんな落ち方今まで見たことありません。NYの911の時もここまで急激に落ちませんでした。
ポンド円は1日の下落が12円超えちゃいましたね。これは大変なことです。

 VIX指数が50台を超え、51.24と過去最悪を更新だそうですが、なんとなく本当に怖くなってきましたね、この先何がおこるんでしょう?このまま行くと、明日の日経平均は早速1万円割れでしょうか。

 とにかく、今の相場は危険すぎます。「下落相場でひと儲け」などと考えず、静観しているのが最善の選択だと思います。

金融危機、別の視点から

「これだけ世界的な経済危機にあるのに、なぜ金融安定化法案に反対するんだ」
と考えている人も多いと思います。

 アメリカ国民の大多数は年収3万ドル以下で、株にも投資にも縁のない人たちばかりです。そういう人たちにとって、「なぜ今までおいしい思いをしてきた銀行や投資家たちを、国民の税金で助ける必要があるのか、自己責任の原則はどこへ行ったのか、アメリカは社会主義の国ではないはず」という考えを持つことも当然なのかもしれません。
 「今、銀行を救わなければ、アメリカはとんでもないリセッションに襲われる」
と、政府関係者がいくら叫んだところで、大多数の人たちは今までの好景気の恩恵をほとんど受けていません。不景気になったところで、これ以上生活が悪くなりようがないと考えている人も多いようです。リセッションを真に恐れているのは、一部の富裕層だけなのかもしれません。
 今回反対票を投じた共和党議員には、こういった人たちをメインの基盤としている議員が多いようです。反対票を投じるしかなかった事情もわかる気もします。

 日本も同じような状況なのかもしれません。
「これから不景気になるって、今までどこが好景気だったのか」
「株が下がったところで、おれたちには関係ない。株を上げるために税金をばらまくのはやめてくれ」
「公務員や政治家の無駄遣いをもっと徹底的にやめさせてくれ。そして税金を下げたり、福祉にお金をまわして欲しい」
というように考えている人がほとんどなのかもしれません。

テレビ番組である人が言ってました。
「アメリカの金融危機?なんですかそれ。株が大暴落してる?別に株なんかやってないから、そんなの関係ないじゃん!」
確かに大多数の人たちにとっては、こういうことなのかもしれません。