買い安心感が広がると・・

 中学3年、あるいは高校3年の頃、こんな経験をした方はいないでしょうか。
中学3年(高校3年)になった頃、友人に
「そろそろ受験勉強とか始めてる?」と聞いてみると
「いや、全然!まだ早いんじゃない。夏休みぐらいからで充分だよ」
「そうだよね。よかった」

 ところが、その友人はシッカリ2年の2学期頃から志望校も絞り込み、進学塾で受験勉強の毎日。その事実は合格発表のあとわかることになります。
(私は安心してしまい勉強しなかった人々です)

別に騙そうというつもりはなかったと思います。なんとなくガリ勉と思われたくないし、
一生懸命勉強してる割に、大した所へ入れないとカッコ悪いので、というところだと思います。
 それにみんなまだまだ勉強していないよという話をして、秘かに自分だけ一歩先を進んでいるというのは安心感が大きいですよね。

 同じような事が投資マーケットでもしばしば起こっているように思います。
「そろそろ底値が固まった、これからが買い物色の絶好期」
「買い安心感が広がっています。しばらくは強気で大丈夫です」
というような意見があちこちから聞こえてくる頃、
プロはにこやかにそういった話に同調しながら、
自分ではひそかに店じまいを終えます。

 そして、誰もが悲壮感に包まれた頃、再びお店を開店します。

今はどんな時期でしょうか?

FXトレーダーのGW

今年のGWは天気も良いらしく、私のまわりでもオデカケをする方が多いですね。

 株式や商品先物のトレーダーの方も今週から来週にかけてお休みして、旅行へ出掛ける方も多いみたいですね。

 ところがFXトレーダーはそうも行きません。海外市場に連休はありませんし、今週は注目されている経済指標の発表も多いです。普段よりも東京市場の時間帯は取引が閑散としているだけに仕掛け的な動きもあり、逆に気が抜けない感じです。
 どうしても為替の動きが気になってしまいます。

 年末年始もそうですが、出かける時もノートパソコンを持参して、携帯でのチェックを欠かせない。なんとなく因果な商売です。

 今年も行楽地の片隅で、ひとりノートパソコンを広げている怪しい男がいたら、
それは私かもしれません(笑)。

後期高齢者医療制度は?

 4月から導入された後期高齢者医療制度はさまざまな波紋をよんでいます。
簡単に言ってしまうと
「75歳以上の老人も月々医療費を負担してもらいます。年金天引きにします」
という制度なのですが、何も急に決まったことではなく、小泉内閣の時に決まりました。
この制度が良いかどうかの議論はさておきまして、
 小泉内閣の時に言われていた「三者痛み分け」つまり、患者、病院、健康保険組合が平等に負担を増やす、ということになっているかどうか疑問が残ります。

 自助努力という観点から見ると、ある程度問題がはっきりします。
患者さんは当然家計を切り詰めたり、収入を増やす努力をしています。
病院は無駄な経費を削減したり、サービス向上の努力をしています。
さて健康保険組合は?
 職員削減や保険者の増員に本当に努力しているという話はあまり聞いたことはありません。
(見せかけ上はやっていますが・・)
 最近茨城県のとある市の国民健康保険組合で30億もの不正流用が発覚して逮捕された職員がいました。すべてギャンブルで使ったとか。
 社会保険庁に限らず、高的なお金を扱う組織は実はザルのセキュリティシステムで動いているところが多いです。
 
「三者痛み分け」というより、「たくさん潰れてしまうと困るから」という理由で、後期高齢者医療制度は健康保険組合救済のために始まった制度だと言われても仕方ないように思います。
 
 健康保険は会社員の方は政府管掌か業種別(会社別)健康保険組合、公務員の方は共済保険、自営業の方は国民健康保険と加入先がほぼ決まっていて、自分で選ぶことは原則的にはできません。(一部専門職の方向けの有利な健康保険もあったりするのですが・・)
 
「月々の負担金は5千円です。ただし診療費の一部負担割合は6割です」
「月々の負担金は4万円です。ただし診療費の一部負担金はなしです」
「月々の負担金は4万円です。診療費の一部負担金は3割です。ただし、75歳を超えると月々の負担金、診療費の一部負担金はなしです」

 のような保険組合によっての差別化があっても面白いと思うのですが・・。
年金制度も同じだと思います。自分のライフスタイルにあった制度を選ぶ。
その方が保険制度そのものの活性化もできるようにも思うのですが・・・。
表面的な平等が好きな日本には無理でしょうね。

海外口座をクローズ

 今週の月曜日にとある海外銀行の口座をクローズしました。理由は

・しばらくはドル安傾向が続きそうだし、金利もだいぶ下がったので、104円を越えている今のうちに一度円に戻して今後のことを考えよう
・サブプライム問題により、かなりの数の米国の銀行が倒産の危機にある
 
以上の理由からです。

入金時よりレートは下がっていましたが、ある程度利子が付いていたので、幸いにもプラスで出金することはできました。

 銀行はFX取引のように今のレートでクローズというわけにはいかないので、難しいですね。
 海外の銀行は、しばらく何も取引をしないと自動的にフリーズ口座になってしまい、取引を再開するのが面倒になります。今回も少し時間がかかってしまいました。

 これで、ドル安になっても悩みの種は少なくなったのですが、あとC Bankの口座をどうしたものか?

 まさか、倒産ということはないと思いますが・・・?

極(キワメ)始めました

 FX総合情報サイトの極(キワメ)
http://www.enjyuku-forex.com/
 こちらで、少し前から記事を書くことになりました。
まだひとつしか書いていませんが、少しずつ増やしていきたいと思います。

 こちらでは、いつ読み返しても役に立つような記事を書くように心がけようと思います。

 いちのみやさんをはじめ、他の方の記事も役に立つことばかりなので、ぜひ一度読んでみてください。

基本は流れに逆らわずについていく・・ですが?

 米シティグループの決算を受けて信用危機が最悪期を脱したとの観測が高まり、ドル円は104円台に突入、7週間ぶりの高値を付ました。
 表面上は上昇気流、風は北風から南風に変わったというところなのでしょうか。
日経平均も13600円を越えてきました。
「サブプライムの危機は去った」
という空気がだいぶ漂っていますね。

 基本的には流れに逆らわずについていく方法が正しいです。当面は円安方向にポジションを取って行けばば良いことになると思います。
 ただ、どうもシックリきません。

 遊園地のジェットコースターの恐怖は、最初の数十メートル、いつ上昇が終了して急降下に転じるか分からないところで、じわり、じわりと上昇していく、そんな所の恐怖も大きいように思います。今の相場はなんとなくそんな感じですね。
 ジェットコースターのようにここで上昇は終わりですと、はっきりしていればまだ良いのですが、いつが終わりだかわからず、まだ上昇するそぶりを見せつつ、急に下降が始まってしまうようにも思います。

 こういう雰囲気の相場は苦手です。

セミナーに来て頂いた方、ありがとうございました

 昨日、新宿の住友ビルで「日経225先物」に関するセミナーを行いました。
朝から冷たい雨が降っているあいにくの空模様にもかかわらず、大勢の方に来ていただきまして、本当にありがとうございました。
 FXのセミナーは何回か行っているのですが、日経225先物のセミナーは初めてだったので、いつもと少し勝手が違う感じでした。現物株の特にファンダメンタルズに関しては全くの素人なので、そのあたりに絡んだ質問等が出るとまずいな、と内心ひやひやものでした(汗)。

 相変わらず、発声が悪く、ついつい早口になってしまうので、聞き取りづらい点がいくつかあったようですいません。ボイストレーニングでも行った方が良さそうですね(笑)。

 次回、またセミナー等ありましたらよろしくお願いいたします。

灯油は一人旅

 商品先物の中でも東工の灯油の上昇が止まらない感じです。期先の8万円台が定着してしまいそうです。
 ガソリン価格と比較した場合、灯油よりガソリン価格の方が上なのが一般的なのですが、3月の中旬あたりから逆転現象が起こっています。

 以前はガソリンと灯油の季節的要因を利用して、サヤトリができたのですが、ここ数年難しくなってしまっています。本来の投資というより、投機的な要因が強すぎることが一因となっているようにも思います。
 季節的なアノマリーはFX以外は少し通用しなくなってしまった感じもあります。

 灯油価格の上昇は、暖房費を圧迫するばかりではなく、農家のビニールハウス栽培や輸送コストにもひびいているようです。
 ガソリンや灯油への投機は実生活で困った面が出てきますね。

エクセルファイルの配布に消極的な理由

 セミナーで使用したものや自著に掲載されているバックテスト用のエクセルファイルを配布してほしいという依頼を受けることがあります。
 2,3年前は配布していたのですが、最近は配布することに関して消極的です。

 配布していた頃、ファイルを送付してしばらくたつと
「エクセルのシートがおかしくなったので直してほしい」
「きちんとサインがでなくなった、どこか欠陥があるのではないか」
等のメールが来るようになりました。
 送られてくるエクセルファイルはだいぶ変更された状態になっているものばかりでした。

 行削除や挿入後処理の間違い、カット&ペーストとコピー&ペーストによる絶対アドレスと相対アドレスの違いの理解不足による原因がほとんどでした。
 エクセルを始めたばかりの方には仕方ない間違いだと思います。
ただ、出来合いのエクセルシートを興味半分にいろいろいじってしまい、間違ったサインが出るようになってしまっていることに気付かずに運用してしまったら・・・。
 非常に怖いことだと思います。

 マクロを含んだエクセルファイルなどの場合、私は初心者が使うことを想定して作っていません。なのでもっと大変なことになってしまうと思います。

 ひと通りエクセルのチュートリアル的なところをマスターしてから、自分でバックテスト用のエクセルファイルを作っていく。そのほうが大きな事故につながることは少ないと思います。

DJ、日経平均ともに上昇ムードですが

 3月米ISM製造業景気指数も50割れながら2月より改善している、リーマン・ブラザーズの増資、UBSも増資を検討(190億ドルの評価損追加計上ですが)などの報道から、ダウ工業株30種は約391ドル高になりました。
 これをうけて日経平均も本日、500円を超す上げ幅となり13000円台を回復しました。
 
 これだけの報道から考えますと、「サブプライムのトンネルの抜けた」かのような錯覚に陥りますが、日本ではこのところ企業決算の下方修正が出始めています。米国でもこれから企業決算の下方修正が相次ぐのではないかとの見方もあります。

 為替もドル円は102円台に入っています。こちらもNYダウにのせられて上がっているような感じがします。ポンド円の動きなどを見ていますと、どうも投機的な匂いがしてなりません。

 なんとなくうまく炊きつけられて、あがったところを投機筋が売りぬける。そんな策略が裏にあるような気がして、いやな雰囲気です。