資源通貨の下落

カナダドルやオーストラリアドルという資源通貨と呼ばれている通貨の下落が最近目立つように思います。カナダの利下げの影響や、オーストラリアの景気停滞を示唆する指標の影響なども当然あるように思いますが、資源通貨バブルの軽い崩壊という状況もあるように思います。
 このところの原油高や貴金属高を背景に一気に上昇が進んできた資源通貨ですが、さすがに行きすぎの感じがありました。投機的な資金がそろそろ逆流し始めても良い時期だったと思います。
 さて、今回の調整が終了後、再び資源通貨の上昇は始まるのかが焦点になってくると思います。
 原油やゴールドなどの上昇はバブルではなく、実需の面から長期的に続くという意見もありますが、ペース的には少し早すぎた感じがあります。1バレル=100ドル達成を機に一度大きく調整してもおかしくないようには思います。
 世界的に金利上昇傾向にあったものが、少しずつ風向きが変わってきているようにも思います。金利差を背景に資源通貨に投資というスタンスも少しくづれてくるかもしれません。

 行き過ぎたものはいつかは調整する。この考え方はどこでも通用するように思います。