レバレッジが低いから大丈夫?

FXの取引で「レバレッジを低くしてあるから大丈夫」という話をよく聞きます。
レバレッジが低いというレベルにも大分個人差があるようですが、豪ドルやニュージーランドドルの場合、100万円口座にあって、3、4枚程度と考えている方が多いようです。

 次に急落時の損失額を考えたいと思います。
ここ数年、年に1、2度10円程度の急落は繰り返されています。今年であれば3月の初めの急落が記憶に新しいところだと思います。
 4枚持っていて、10円急落した場合、損失額は40万円となります。
ところが、1,2円下落してもすぐに戻してしまうことが多いため、下落時こそポジションを増やすチャンスとオシメ買いをされる方が多いと思います。
 仮に1円下落ごとに1枚買い増していきます。これを4回繰り返すと全部で8枚のポジションになり、平均買い単価は1.5円程度下がります。なんとなく再び上昇した時のチャンスが増えたようで、安心してしまうのですが、下落時のリスクが増していることも確かです。
 この場合10円下落して、68万円の損失となり残金は32万円となってしまいます。

 結果的にはまた元に戻っているので、オシメ買いは正しいと考えてしまいがちですが、損失額が口座金額の半分を越えてきますと、なかなか普通の感覚ではいられなくなります。発作的に全ポジションを仕切ってしまう方も多いと思います。
 3,4枚程度しか持っていなくても、オシメ買いを繰り返すと思わぬ損失を出してしまいます。損切り額を決めていない点も問題だと思います。
 
 ただ、この意見には反対の方も多いと思います。
「金利差が解消されない限り、多少の調整はあっても円安傾向は変わらない。だから、オシメ買いは有効だし、損切りなどつける必要はない」
この数年、結果的にはこの理論は正しいです。
 
 「もし、転換期が明確な変化がなく訪れた時、この方法から抜け出すことは難しい」
私の独り言として、記憶しておいてください。