FXだけは何故?

この時期になると毎年思うのですが、投資に対する税金の不公平さです。
現物株取引は税率10%、先物やオプションは20%、FXは総合課税。
確かにくりっく365を使う方法はあるのですが、通過ペアが極端に少なすぎます。
 総合課税の場合、10月頃に僕の友人が
「これ以上稼げば損するから、今年はもううやらない」
と言っていたのを思い出します。
 給料との兼ね合いで、ある一線を超えてしまうと税率が変わってしまい、稼がなかった方が結果的に得をするラインが有る事は事実です。
 これは投資の中でFXだけの障害になっているように思います。
 投資商品は一律2割課税にして、すべて損益通算できるようにする。という記事を以前に読んだ事があります。早くそうして欲しいですね。
 FXも株のように1割分離課税だったらどんなによかったことか。

日本の景気動向

12月、1月の日本の経済指標に関するデータが幾分悪くなっているような気がします。
企業関係の数字はまあまあなのですが、消費者物価や購買力に関するものが少し落ちてきているような気もします。
 企業の景気は確かに一部の企業を除けば上向きなのですが、やはりマエノリティの高収入者がより高収入に、マジョリティの低所得者は拡大傾向という構造ゆえ、購買力は落ちているようです。このままでは、企業の景気の良さも近い将来頭打ちと見る方が正しいのかもしれません。
 長期金利は上昇せず、再びデフレ方向に向かえば、またしばらく金利は上げられません。
一方、米国はインフレ懸念が少し出ているようで、金利を再び上げる可能性があります。

 中長期的にはやはり円安に向かってしまうのでしょうか?

シャープレシオ重視

システムのモデルを評価する指標としてシャープレシオというものがあります。
これはいろいろ解釈があるようですが、簡単に言ってしまうと
平均利益/標準偏差
と言う事になると思います。
つまり、平均利益が大きくて損益のばらつきが少ないモデルが良いモデルという指標だと思います。
これは「安定して利益が上げられる」と言う事に他なりません。
利益の絶対額が多いことも大切ですが、あまり大きな利益と大きな損失があるとドローダウンも大きくなりますし運用していても大変です。

シャープレシオが優秀だとレバレッジを上げられるという利点もあります。
モデルを評価する場合、どうしてもプロフィットレシオや勝率に目を奪われがちですが、私はシャープレシオを重視しています。

平均ボラティリテイと手数料

平均ボラテリティ、つまり一日の間の最高値と最安値の差はどの程度あるかの一ヶ月、一年の平均を考えます。
 為替の場合通貨ペアによってもかなり差があるのですが、クロス円であれば一般的に金額が上がればボラティリティもあがる傾向にあります。ポンド円と豪ドル円などの例が一番分かりやすいと思います。
 一日のボラティリティを見た場合、この数値が大きい方が収益機会が多いことになります。(もっとも損失機会も増えますが)ただここで問題のなるのが、手数料です。ドル円の場合、スプレッドが4銭程度ですが、ポンド円の場合9銭程度。この数値だけを見ると大した事なさそうですが、特にデイトレの場合、1年間のトレードを通してみると意外にあとでこの差がひびいてきます。
 
 日経225先物の手数料が最近また安きなってきています。デイトレで利益を出そうと考えるとこれはかなり年間損益に影響します。

 日経225先物や商品先物と比べてしまいますと、為替の場合まだまだ一日のボラティリティに対するスプレッド(手数料)がまだ少し高いように思います。
 このような理由から、私の場合、システムデイトレは為替ではなく、日経225先物や商品先物でやる機会が多いです。

日銀の独立性

ドイツのメルケル首相は19日、欧州中央銀行(ECB)に対して政治的な影響力が及ぶことは、通貨ユーロに対する信認を損ねる、との見解を示した。
 同首相はロイターとのインタビューで、「ECBに対する政治的な影響を容認することはできない」と語った。
 また、強いユーロはユーロ圏経済の堅調を示しているとし、ECBのみがどう措置をとるかを決定するべき、との見方を示した。
——以上 ロイターニュースより引用——

なんとなくあまりにタイムリーなので、日銀の今回のドタバタ劇をそれとなく批判されているようにも思います。
 中央銀行の独立権限は欧米の場合絶対的で、政府が左右するような事はないようです。
ところが今回の日銀の場合、独立性をPRしようとしてから失敗しただけに余計に海外に対しては信頼を失ってしまったようです。
 今回の円安は「金利差の拡大」ということより「日銀の信頼喪失」と理由の方が強いのかもしれません。
 だとしたら、円安はもう少し続いてしまうのかも??

日銀利上げなしのサプライズ

今週の後半は日銀が利上げを行わないと言う事が、サプライズになり一気に円安が加速しました。金曜日に少し利益確定があるかなと思ったのですが、ほとんどそれらしい動きはなかったようです。ポンド円は1/8から2週間で10円程度も上昇しているのですが、まだ調整の気配はありませんね。
 こうなってくるとポジションのない方はエントリーしずらくなり、ポジションのある方は早く利益確定したくなりと思います。そこをぐっとこらえて、トレーリングストップ
つまり毎日ストップのレートを少しずつあげていく、ストップにかかってしまったらそれで終わりと言うやり方も良いと思います。

 ポジションのない方のエントリーは今年の初めのような分かりやすい調整局面があればよいのですが、昨年の9月、10月あたりのレンジのような展開になる事も考えられますので、あまり無理をしないほうが良いかもしれません。

 もう少し分かりやすいチャンスを待つ事も必要なように感じます。

英国バブル

21世紀の英国の住宅バブルは2003年から2004年にかけて、前年比25%を超えました。
その後2005年には沈静化したのですが再び2006年後半には、前年比10%近い上昇率を回復しました。
 日本の80年代後半の不動産バブルが今も英国でおきているといっても良いのかもしれません。
 インフレと不動産価格の高騰とは密接な関係があります。英国は最近金利を5.25%まで上げましたが、この分で行くとまだ1,2回利上げはあるかもしれません。

 英国の不動産バブルの再来と、日本の超低金利を考え合わせればGBPJPYが235円超えというのも納得できるのかもしれません。
 異例の上昇トレンドと高値更新を考えればショートを仕掛けたくもなるのですが、ひょっとしたら、240円あたりまでは行ってしまうのかもしれませんね。
 今は安易な逆張りはやめた方がよさそうです。

ブレイクアウト

 USDJPYは先週の金曜日、昨年の最高値119.87円をブレイクして久しぶりに120円台に突入しました。GBPJPYも最近の節目と考えられていた235円をブレイクすることに成功しました。
 通常は堅い壁をブレイクアウトした後は、しばらくそのトレンドが継続するのですが、今回はどうでしょうか?
 システムトレードのモデルとして検証した場合、一昨年はブレイクアウトモデルがかなり良い成績を収めていたのですが、昨年はあまりふるいませんでした。モデルの成績はある程度持続する傾向があります。そういった意味でも今回のブレイクアウトが成功するか、それとも失速してしまうかは、今年のブレイクアウトモデルの良し悪しを占う上でも、大きな意味があるように思います。

 米国は発表される指標が少しずつ上向いているようですし、英国はサプライズ的な利上げを発表したばかりです。
 感触としてはなかなか良いものがあるようにも思うのですが、どうでしょうか?

次の仕掛けはちょっと様子見

先週後半は昨年までの円安基調が一変、一気に円高基調に変わりました。
前回もお伝えしましたように、これはある程度想定内の動きだったように思います。
理由はファンドの損失穴埋めのための円のキャリートレード解消、ゴールド先物の急落といろいろ言われていますが、理由はあまり気にせず、テクニカル的な調整と見ても良いように思います。

 さて、今後の展開ですが、クロス円の売りで仕掛けた方は一旦利確、あるいはストップロスをきつめに設定、半分だけ利確でもよいと思います。私は一旦利確しました。
 と言いますのは、先週金曜の夜間あたりから下げ止まり的な動きが若干出てきています。
一度落ち着いてから、再び下落するか、または反発するかの展開を見せそうです。

 確率的には欧州通貨は再び上昇、オセアニア通貨は再び下落、アメリカ系通貨は膠着となる可能性が高いようにも思いますが、きちんとその傾向をつかんでから仕掛けても遅くはないと思います。しばらくはっきりしない展開が続く、あるいは引き続き下落してしまうかもしれませんが、その時は焦らず次の機会を待ちましょう。
 
 焦って仕掛けなおすとろくな事はありません(経験則からです)。

薄商いの中のシカケ

皆さん明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 ところで本日1/2は、FXにとって少し特殊な事情があります。
日本の投資家、特に機関投資家は1/3までお休みのところが多いのですが、東京市場(アジア、オセアニア市場)でオープンしているFX会社もあります。
 欧米はクリスマス前後にお休みをとる傾向が強いので、しっかり1/2からトレードしてくる投資家も多いです。
 特に投機的な動きを狙ってくる欧米のディーラーは日本時間の午前中から仕掛けてくる傾向が強いわけです。現在9時半を少し回ったあたりですが、USDはマイナス40銭、GDPやEURも9時を過ぎてからマイナスに転じています。

 通常の年は1/2、3あたりである程度動いても、その後修正されて、年末のレベルに戻ってしまう確率が6割ぐらいなのですが、今年はどうでしょうか?

 2006年の後半は特に対円で大きく欧州通貨が買われました。ロングポジションがたまっていると見ても良いように思います。あるレベルを超えてしまうと、一気に反転してしまう事もあるので、要注意ですね。

 本日から明日にかけての投機的な動きには無理に乗ろうとしないほうが良いように感じます。