日産に見る日本の景気の先行き

ゴーン効果で大規模な改革を成し遂げて、建て直しが成功した日産でしたが、今年は今ひとつパットしないようです。
 原因に関しては「昨年、新車をたくさん出しすぎた」「車種のラインナップがコンパクトカーに偏り過ぎた」などいろいろ上げられるようですが、その中でも「リストラ効果が薄れてきた」という理由も大きいと思います。
 自動車業界は大きな成長を見込める産業でもありません。国内ではトヨタ、ホンダといった強敵との戦いと所詮はシェアの取り合いになってしまいます。
 早い時期に率先してリストラを進めてき日産でしたが、そろそろリストラする部分も少なくなり打ち止め感も強いように思います。

 いざなぎ景気を抜く戦後最長の景気拡大と言われる今日この頃ですが、その原因は何でしょうか?
 いろいろ言われてはいますが、やはり日産のようにリストラ効果と中国特需が大きいように思います。中国特需については最近上海のように日本企業の締め出しの動きが少し出てきています。
 「技術と経営ノウハウさえわかればあとは中国ですべてやります」
と考えて行くのは自然な流れのようにも思います。
 
 来年前半あたりが今回の景気拡大の終点と考えているのは、私だけでしょうか。