システムトレーダーはチーム監督

野球やサッカーなどの監督は、基本的にフィールド内で自分がプレーすることはできません。(ヤクルトの古田監督は例外ですが)
 試合前に先発メンバーとポジションを決め、相手の戦力を分析し作戦を立て、各選手にその作戦を伝達する。試合が始まってしまったら、あとは選手たちを信頼して見守るしかありません。このあたりがシステムトレーダーとよく似ているなと感じます。
 基本的にシステムトレーダーが考え、手を下せるのはオーダーを出すまでです。あとは自分の決めたルールに基づいた仕切りの条件が満たされるまで、戦況を見守るしかありません。
 これは慣れないうちは非常に歯がゆい物です。どうしても見ていられなくなって、薄利で仕切ったり、損切りラインを変更したくなったりしてしまいます。
 
 それでも、監督はゲームでプレイしてはいけません。ゲームが始まってプレイしたければプレーヤーにならなければいけません。そして、プレーヤーとして相手に勝ちたければ、プレーヤーとしての能力を高めなければならず、監督の能力とは別のものになってしまいます。
 当たり前の事を言っているだけなのですが、実はこのあたりが結構難しかったりもします。
 自分が監督なのかプレーヤーなのか、システムトレーダーなのか裁量トレーダーなのか、その辺を自己確認してゲームに望む事が大切なようにも感じます。