勝っているはずなのに負ける方法

A
回数 枚数 勝敗  残金
1   2   勝ち   120
2   2   勝ち   140
3   2   勝ち   160
4   2   勝ち   180
5   2   負け   160
6   2   負け   140
7   2   勝ち   160
8   2   負け   140
9   2   勝ち   160
10   2   勝ち   180 万円

初回 100
最終 180
7勝3敗

B
回数 枚数 勝敗  残金
1   2   勝ち   120
2   3   勝ち   150
3   5   勝ち   200
4   8   勝ち   280
5   12   負け   160
6   8   負け   80
7   4   勝ち   120
8   8   負け   40
9   2   勝ち   60
10   2   勝ち   80 万円

初回 100
最終 80
7勝3敗

 トレード枚数1枚につき、勝ちなら10万円の利益、負けなら10万円の損出という取引です。
初回100万円からスタートして10回取引します。

 AとBの方法を比較してみましょう。
 Aの方法は毎回同じ枚数でトレードしています。その場合、7勝3敗なので、差し引き4勝の2枚分という事で80万円の利益になります。
 Bの方法はトレードごとに枚数を変えていきます。勝ちが続くと少しずつ枚数は増えて行き、負けると枚数は少しずつ減っていきます。普通の心理状態で取引していくとこんな感じになるように思います。結果はAと同じように7勝3敗で勝ち越しているにもかかわらず、最終的には20万円のマイナスになってしまっています。

 勝ち負けの順番で、損益額は変わってきますし、すべてのケースで感情に任せて、ポジション枚数を決めると、負ける可能性が高いというわけではないです。
ただ、あとで自分のトレード結果を検証しみると、勝率的には悪くないのに、結果的には損出が出ているケースがあります。そういった場合、Bのようなやり方をしていたということはよくあります。

 すべてのトレードで同じポジション枚数にする事を推奨しているわけではないのですが、
勝てるはずのやり方でも、ポジション枚数の取り方で、負けてしまう。そういう事も実はよく起こっているという事を、理解していただけたらと思います。