トレンドフォローは難しい?

タートルズの手法のひとつでもあります「トレンドフォロー」は、長年為替だけでなく株式や商品先物といった分野でも、常に勝ち続けることができた手法の一つです。
 ただ、トレンドフォローを行っていた人たち、大部分が勝ち続けられたわけではなく、勝ち続けられた人は、ほんの一部だと思います。
 つまり、あとで検証した結果、手法としては非常に有効であっても、実際に人間の手にかかり運用する事は難しいということだと思います。
 そこには、勝率の問題が大きく関係していると思います。トレンドフォローの勝率はだいたい2割から3割程度に落ち着いてしまうことが多いようです。
 10回のトレードがあれば7回が損切りで、2回がそこそこの勝利、1回だけ大勝ちといったところでしょうか?これは運用していて本当にキツイ精神的な戦いを強いられます。
 10回のうちの1回の大勝も、ダマシや早く利益確定したい気持ちを抑えつつ、できるだけ利益を伸ばしていかなければなりません。もしそれができなければ、7回の損切り分が取り返せなくなってしまいます。
 最近では4月の中旬から5月の中旬にかけて、ドル円が10円程度の下落、5月の中旬から7月の中旬にかけてユーロ円が8円程度の上昇。このあたりがしっかりとれないと、トレンドフォローで勝って行く事は難しくなってしまうことでしょう。
 あとで、チャ-トとみれば、おいしい展開だという事は分かるのですが、実際に運用している段階では、常にトレンドの終息か継続かを見極める判断力と強固な忍耐力が必要とされます。
 
 トレンドフォローは本当に難しい、しかし長年勝ち続けられる有効な手法である事は確かです。
 そこには直感力のような才能は必要ありません。時間をかければ誰でも訓練で身につくようにも思います。
 試行錯誤を繰り返しながら、それでも続けていく、そのうちいつの間にか身についている、そんなものなのかもしれません。

Comments

  1. 鮭トバ一郎 says:

    池田様
    はじめまして。
    鮭トバ一郎と申します。
    池田さんの日記は毎日チェックしています。
    約1年前にFXを始め、円安傾向の中で簡単に儲け、また年末年始の下げで収支トントンに戻ってしまった典型的なFX初心者です。
    退場させられなかっただけでもラッキーなのかもしれません。
    数ヶ月トレードを休んだ後、5月の終わりに再開し、この2ヶ月で20パーセント程度の利益が出ています。
    本を読んだり、セミナーに参加したりするのは好きなので、為替のことを考えていると楽しい反面、疲れる割にはあまり利益が出ないというジレンマを感じ始めたところです。
    テクニカルとファンダメンタルの両方を考慮しているといえば聞こえはいいのですが、厳格なトレードルールが確立できていないため、結局はいい加減な裁量トレードで無駄にエネルギーを消耗しているのだと思います。
    そんな折に池田さんの「FXシステムトレード」に出会いました。
    エクセルでできるという点にも非常に魅力を感じました。
    先日のセミナーには残念ながら参加できなかったのですが、DVD化されたときには、ぜひ購入しようと思っています。
    FX以外で興味のある対象は、米国先物オプション、日経225mini 、(国内)商品先物です。
    まだまだ投資資金が小さく、退場させられないことが最優先ですが、「相場観の排除と厳格な資金管理(自己管理)」をモットーとして勉強していきたいと思います。
    今後はコメントを投稿することはあまりないと思いますが、池田さんの日記は現在私がいちばん注目している情報源です。
    これからもいろいろ勉強させてください。