日経225miniの出来高

12/10あたりから、日経225miniの出来高が日経225の出来高を上回ってきました。
日経225自体の出来高も昨年は10万を越える日が12月でも7回ぐらいあったのですが、今年の12月は一度もありません。日経225からminiは移った投資家も多いのではないでしょうか?
 新規にminiの取引を開始された方も多いようです。今までは最低でも60万円以上資金がないとできなかった日経225の先物取引が今では5万円程度からできるようになりました。これはちょっと試してみようかなという感じで、気軽にできるレベルになったと思います。
 商品先物も証拠金が6万から9万程度でできるものもあります。為替も通貨ペアによっては5万円程度の証拠金で始められます。
 これに日経225miniを加えて、ようやく個人投資家でも気軽に先物取引ができる環境ができるようになったように思います。
 以前は先物やす信用取引を始めようとすれば、口座に最低でも500万以上ないとできない事が当たり前でしたから、大変な進歩だと思います。

 市場の参加者が変わってくれば、当然動き方の癖も変わります。
 あまり古いデータの解析にばかりこだわっていても、新しい変化にはついていけなくなるようにも思います。

高勝率モデルの弱点

勝率80%をこえるシステムトレードのモデルは仕掛け条件を限定した物、あるいはスキャルピングに近いものなどで、探す事ができます。
 運用していても、だいたいは勝てるので楽しいのですが、高勝利ゆえにどんどん投資金額を増やしたくなる誘惑に駆られます。

 高勝率モデルの弱点は少ない負けトレードの損失額が大きいあるいは無限大になってしまうものもあります。その場合かなり連勝を続けていても、一度の損失で利益が吹き飛んでしまう、調子に乗って投資額を増やしていくと余計その傾向が強くなります。
 
 欧州通貨のポンドやユーロはこのところかなり快調なペースで上昇が続いています。
高スワップも受け取れるので、今の時期はある意味高勝率、高収益モデルと言えそうです。
 ただ、どんなに好条件でもいつまでも上昇を続けていくことはありません。
結末には断崖絶壁が用意されている事も多いです。
 どんどんポジションを積みまして行って、うまくクローズできれば良いのですが、なかなか自分で決断することは難しいですね。
 幸いにも損失無限大を抑えるために、ストップロスが用意されています。
ベテランでもいざと言うときはなかなか自分では決断できない物です。

年末年始の薄商い

毎年のことなのですが、欧米はこの時期から年始まで、クリスマス休暇に入ってしまい、売買高が非常に少なくなります。本日のように東京市場で小動きな展開でも、ロンドン、NYの時間帯になりますと、大きくレートが動いてしまうことがあります。
 ファンダやテクニカル、経済指標などに関係なく、投機的な動きに振り回されてしまうこともあるので、注意が必要ですね。
 また、そういった動きを逆に利用して利益ににつなげようと考えるのは危険なようにも思います。
 ポジション枚数を少なくする、ストップをつける、長期的な視野で考えて多少の動きに振り回されない、などの対策を採った方が良いかもしれません。

ヘッジファンドもそんな物?

先日N社の編集者の方と雑談をしていた時の話です。

編集者:「ヘッジファンドでも年40%の利益がでれば賞賛ものらしいですからね」
私  :「最近では個人でも資金を2倍3倍にしている人が結構いますから、どっちが強     いという事は一概に言えないですね」
編集者:「でも年40%と言う事はだいたい月に3.3%。一週間に1%にも満たない」
私  :「仮に為替でレバレッジ10倍で取引すれば、週に10銭幅の利益がでればいいって事になりますよね」
編集者:「デイトレだったら、もっと少なくてよいことになる」
私  :「というより、イメージ的には100万円口座にあってデイトレをする場合、毎日10  万円ぐらい得したり損したりしながら、一週間終わった見ると1万円利益が出ている。そんな感じの方が近いように思いますね」
編集者:「そうだよね。それが一ヶ月、1年続いて、結果として40%の利益が出ている。中身は無駄なトレードだらけなのかもしれない」
私  :「月に一度、ある条件がそろった場合、フリーランチと言うか特異点的なトレードができて、ほぼ確実に3%程度の利益が上げられる。こんなトレードができれば一番理想的ですよね」
編集者:「あるにはありますよね」
私  :「ノーリスクアービトラージ。みんなが知ってしまうと成り立たなくなってしまいますがね」
編集者:「そっち方面を研究するか、体力勝負でトレードを繰り返して利益をだすか、大きく分かれてしまうんでしょうね」

こんな会話が続きました。
皆さんご心配なく。ヘッジファンドと言えども日々得したり損したりを数限りなく繰り返しながら、なんとか利益を上げています。
トレードなんてそんなものかもしれません。

シストレスタンス

商品先物のシストレもやっているのですが、最近会話の中でふと気づいたことがあります。

知人「商品先物もやってるんだって?」
私 「ええ、やってますよ」
知人「石油関係が一時期もの凄く高騰していたけど、最近はどうなの?」
私 「う~ん、以前ほどでは」
知人「金とかプラチナもけっこう上がった時期があったよね。あの時は結構儲かったでしょう?」
私 「いや~、それ程でも。」
知人「本当に商品先物やってるんだよね?」
私 「ええ、まあ」

別にわざと曖昧な返事をしているわけではないのですが、
商品は完全デイトレのシストレでやっているので、本当に今上がっているのか下がっているのかさえ分からないわけです。
オマケに高騰したから、利益がたくさん出たかというと、それもあまり関係ないです。

毎日の4本値もただのデータとしか見ていないので、相場のファンダの部分は全く分からないですね。相場レポートみたいなものも全く読んでいませんし。

日経225も同じスタンスでやってます。
「最近 株が上がってるから調子いいでしょ」
と言われても、
「はあ、そうですね」
と言う気の抜けた返事になってしまい、聞いたほうは期待はずれのようです。

こんなことでよいのかどうかはさておきまして、完全システムトレーダーは相場の話に加われない投資家です。

相場の話ができるのはやっぱり為替ぐらいでしょうか。
やはりちょっと寂しいですね。

株はやらないのですか

「株(現物株)はやらないのですか」よく受ける質問です。投資をやっていて株をやらないと言うと、不思議がられるというか、「それは投資家ではない」とさえ思われているようだといいますか、あまりいい印象はないようです。投資家同志の集まりでも、話に加われない事はよくあります。
 以前、5、6年前まではやっていました。商社株が好きで、日商岩井(懐かしいです)や丸紅、伊藤忠などを良く買っていました。成績はまずまずだったのですが、何回か利益を上げると益々その会社が好きになり、手放せなくなります。そのうちなんとなくその会社の役に立っているような気分になってしまい、下がっても長期保有、結末は大暴落で手放す。と言う悪循環が繰り返されました。これではいけないと考え始めた頃、ちょうど為替取引と出会って、こちらの方が自分にあっているのではないかと思えてきました。その理由は

 1)上昇時、下降時両方対応できる(株でも空売りはできますが)
 2)保有しているだけでもスワップがつく(株にも配当はありますが)
 3)銘柄選びをやらなくてよい

 特に自分には3がとても嬉しかったです。洋服や靴を選ぶのさえ嫌いな自分が株の銘柄探しが楽しいわけがありません。ところが為替では特に始めた頃、ドル円とユーロ円ぐらいしかありませんでしたから、なにか投資のわずらわしさから開放された気分でした。
(最近は通貨ペアがグット増えてしまってわずらわしくなってきましたが)

株をやらない理由は私の場合、性格に合っていないからに尽きると思います。
投資は自分の性格に合った物だけをやってもよいように思います。

アメリカの景気と日本の景気

最近発表されるアメリカの指標は、良い物もあれば、悪い物もあるといった感じで、景気動向がつかみにくい現状です。
 ところが今年の初め言われていた事の多くが、アメリカの景気は大きく減速すると言う物でした。今のところ、大きく減速とは言い難い状況です。このままソフトランディングで終わってしまうというのが現在のところの大方の見方のようです。
 住宅関連の販売減速が主な景気減速要因だったのですが、それ程住宅販売も低迷していないようです。やはり出生数もさることながら、あれだけ多くの移民を受け入れている国です。そう簡単には経済は減速しないのかもしれません。
 それと引き換え日本は今年から人口減少の道を歩んでいます。住宅販売も景気拡大を見越して値上がりを待つため売り控えている。と言う理由が着いていますが、減少している事も事実です。失業率こそ減っていますが、実質平均賃金は実は下がり続けています。
 やはりどう考えても、長期的にはUSDJPYはロングと考えてしまうのはおかしいでしょうか。スワップもまだまだ稼げます。ポンドやユーロにくらべれば十分安いような‥。

夕張市に見る日本の将来

ニュースで今年破産申告した北海道の夕張市の状況をレポートしていました。
住んでいる人の4割は65歳以上で、年金暮らしの人ばかりのようです。
市民会館や公衆浴場の閉鎖、学校も1つに統合されてしまうとか。老人ホームも閉鎖され、病院も縮小されてしまうとそうです。
 全く住んでいる人にとっては気の毒な状況です。税金や公共料金の負担も少しずつ増えていくようですし、これでは市を出ていってください。といっているのと同じにさえ感じます。
 責任の大部分は、町おこしにたくさんの施設を借金でつくってしまった市の行政側にあるように思います。ところが実際にしわ寄せが来ているのは老人層を中心とした市民で、市長や市の幹部職員には、あまりしわ寄せが来ているようには思えません。政治家はやめてしまえばそれで終わりです。

 日本もあと数十年で4割が65歳以上という状況が来るようです。借金も700兆円をゆうに超えています。景気がよいにもかかわらず、国債の発行額が大幅に減ったという話は聞かないですね。

 このままいけば、夕張市のような市が増えていくことは確かだと思います。財政状態が夕張市より悪い市は8つ程度あるようですし。

 もし日本全体がそのような状況になってしまったらと考えるとぞっとしますが、ありえない話ではないようにも思います。

 それにしても、破産申請したのに、銀行の借金は残るというのが不思議ですが、地方公共団体には債権放棄というのはないのでしょうか。もしそうなら、銀行はノーリスクでおいしすぎますよね。