はじめてでも成功する外貨投資

すいません宣伝です。
「はじめてでも成功する外貨投資(2007年版)」マネージャパン編集
という雑誌に私のインタビューが4ページにわたって載ってます。
他にもドクター田平や吉田恒氏などの記事も載ってますので良かったら読んでみてください。

インフレの足音

スターバックスやマクドナルド、吉野家なども値上げをするそうです。理由はアルバイトが集まらず、時給を商品価格に転換せざるおえない。と言う事が大きいようです。
 企業利益の増加(企業によって差はありますが)、不動産価格の上昇(大都会や一等地に限られるようですが)そして失業率の減少とあわせて賃金上昇が始まるとインフレの足音が聞こえてくるそうです。ということは来年あたりからは本格的なインフレと言う事になるのでしょうか?
 教科書どおりに行けば、インフレが本格化すれば、金利の上昇、債券価格の下落、株価上昇、円高と言う事になるのでしょう。ただ最近の傾向としてそれぞれにもっと強い相関関係をもっているものがあるので、あながちそうも行かないようです。
 やはり株価や円に関しては米国の株価やドルレートの影響の方が大きそうですね。

 それでも、来年から金利の上昇はありそうですね。そろそろ円のキャリートレードも終わりということでしょうか。
 円高の引き金は引かれてしまうのでしょうか?

ナンバーズとシストレ

宝くじで自分で番号を選べる物に、ナンバーズやロト6などがあります。
10年くらい前に、話の種に一度やった事があったように思うのですが、その後はすっかりご無沙汰でした。
 銀行の売り場の前でたくさんの人たちがマーキングしているのを見て「あ~、まだ結構人気あるんだ」となんとなく興味が出てきて、ネットで関連サイトを探してみました。
 http://www.toe.jp/numbers34/
ナンバーズを中心に扱ったサイトですがなかなか内容があって面白いです。
「過去何年ものデータを分析して、その傾向を探り、出現頻度が高い番号を根気強く繰り返しベットして行く」そんなやり方がスタンダードなようです。
 なんとなく、為替や株のシストレに近いものを感じます。予想術や掲示板のところは、そのままではダメですが、参考になるアイディアがあるように思います。
 
 ボックスやナンバーズのミニならシストレの手法も使えそうと少し興味を持ったのですが、毎回宝くじ売り場まで足を運ばなければならないのは面倒!?
 少し怠け癖がついてますね(笑)。

シストレの矛盾

システムトレードのひとつの手法が広がって、たくさんの人がやりだしてしまうと、うまく機能しなくなってしまう。そういった傾向がひとつの矛盾点としてあります。
 有名なところではラリー・ウイリアムズの「ウップス」でしょうか?
株や商品先物の場合、特に出来高の少ない銘柄ほど顕著にその傾向は現れるようです。
 
 為替の場合はそれ程でもないのですが、やはりこういった傾向が現れることもあるように思います。
 その影響かどうかの確証はありませんが、昨年までの数年間はブレイクアウト系やトレンドフォロー系のモデルが良く機能したのですが、今年は今ひとつです。逆にカウンター系のモデルはまずまずの結果が出ています。

 数年に一度、このような事は起こっているようです。
何年も同じモデルで乗り切っていく事は難しいです。やはりその年の傾向にあったモデルに変更していくことが必要だとは思うのですが、変更するタイミング、また元に戻すタイミングが本当に難しいですね。

少し動き出したような?

豪ドル円が今年の最高値を更新し、ポンド円がこの一ヶ月程度の壁をブレイクしました。(本日は少し下げてしまっていますが)
米ドルやカナダドルも欧米取引の時間帯になってから、上げてきましたね。

 この勢いで米ドル円が120円、ユーロ円が151円あたりをブレイクできると、年末に向けて少し円安の可能性が高くなったようにも思います。
 ただ、今年はサイクルが例年と違うようで、ブレイクアウトシステムが機能しずらくなっています。今回もブレイクしてから数日間、安定できないとわからない感じもします。

 NYダウがまたまた最高値を更新してきています。このあたりが米国経済の先行きを占う上でどう米ドル円に影響してくるかも関係してきそうですね。

 どちらにしても、膠着状態を抜け出しそうな気配はトレンドフォロアーにとっては嬉しい限りです。

日銀の景気判断

日経のネット新聞に「景気回復、地方に広がり・日銀支店長会議」と言う記事がありました。日銀短観もそうなのですが、どうも自分の身近に感じるものと違和感を感じてしまいます。
 基本的に大企業を中心とした調査と言う事もあると思いますが、同じ大企業でもソニーや日産のようにあまり良い結果が出ていない企業もあります。
 地方に広がりと言う事ですが、地方と言っても本当にローカルな場所ではなく、札幌や福岡などの地方の大都市をさしているようです。
 もっと的確に伝えようとするなら
「一部の勝ち組と言われる大企業や、東京や地方の大都市では好景気が拡大している」
という表現の方が良いようにも感じます(ちょっと皮肉混じりですね)。

 NYダウの上昇に支えられて、なんとか16000円代をキープしている日経平均株価ですが、
そろそろ?ではないでしょうか。
 景気判断は日銀より投資家のほうが正しいように感じます。

システムトレーダーはチーム監督

野球やサッカーなどの監督は、基本的にフィールド内で自分がプレーすることはできません。(ヤクルトの古田監督は例外ですが)
 試合前に先発メンバーとポジションを決め、相手の戦力を分析し作戦を立て、各選手にその作戦を伝達する。試合が始まってしまったら、あとは選手たちを信頼して見守るしかありません。このあたりがシステムトレーダーとよく似ているなと感じます。
 基本的にシステムトレーダーが考え、手を下せるのはオーダーを出すまでです。あとは自分の決めたルールに基づいた仕切りの条件が満たされるまで、戦況を見守るしかありません。
 これは慣れないうちは非常に歯がゆい物です。どうしても見ていられなくなって、薄利で仕切ったり、損切りラインを変更したくなったりしてしまいます。
 
 それでも、監督はゲームでプレイしてはいけません。ゲームが始まってプレイしたければプレーヤーにならなければいけません。そして、プレーヤーとして相手に勝ちたければ、プレーヤーとしての能力を高めなければならず、監督の能力とは別のものになってしまいます。
 当たり前の事を言っているだけなのですが、実はこのあたりが結構難しかったりもします。
 自分が監督なのかプレーヤーなのか、システムトレーダーなのか裁量トレーダーなのか、その辺を自己確認してゲームに望む事が大切なようにも感じます。

インデックスに勝てない

     USD EUR GBP AUD NZD CAD
10/13 119.64 149.69 222.02 89.86 78.64 105.15
2006 117.75 139.52 202.86 86.3 80.23 101.23
2005 102.79 139.52 202.89 80.09 74.08 85.56
2004 107.01 135.04 191.3 80.55 69.68 82.68
2003 118.79 124.59 191.07 66.67 62.38 76.36
2002 131.29 117.06 191.41 67.06 54.51 82.54
2001 114.38 107.07 170.88 63.94 50.57 73.38

これは2001年から2006年までのクロス円、年初値を羅列した物です。
(一番上の行だけは先週金曜日の終わり値です)
そこで、年初値で勝って年終値で仕切るトレードを考えてみたいと思います。

各通貨は1万通貨単位(1枚単位)、スプレッドとスワップは考慮しないと、以下のような結果になります。(2006年は10/13までです)

      USD EUR GBP AUD NZD CAD
2006 18,900 101,700 191,300 35,600 -15,900 39,200
2005 149,600 4,400 60,500 62,100 61,500 156,700
2004 -42,200 40,400 55,400 -4,600 44,000 28,800
2003 -117,800 104,500 2,300 138,800 73.000 63,200
2002 -125,000 75,300 -3,400 -3,900 -61,800 -40,100
2001 169,100 99,900 205,300 31,200 39,400 61,600

ここでこの通貨ペアを各1万通貨単位(1枚)ずつロングして持ち続けると収益は

2006 370,800
2005 494,800
2004 121,800
2003 264,000
2002 -40,100
2004 606,500  (円)

と言った感じで平均30万円程度の利益と言う事になります。
ここで、スワップを考慮してもう一度計算し直しますと。
(スワップのきちんとしたバックデータがないので非常に大雑把です)

2006 692,000
2005 801,400
2004 408,325
2003 530,450
2002 217,225
2001 860,175 (円)

と言った感じで平均58万円程度の利益ということになります。

つまり、口座にある程度ドローダウンを考慮して、口座に200万円程度入金し、
各クロス円買いっぱなしのファンドでも、この6年間では年25%程度の利益率を確保できる。
ということです。

毎年の利益分を再投資して、複利運用すれば、年50%以上も可能なように思います。

手いらずの買いっぱなしのインデックスファンドでもこの6年は年率50%の事実は驚きです。
それだけ、円が下落しているということだと思います。
ただし、その前の5年間は残念ながらこんなにうまくは行きません。

今年を境にそろそろ、円安折り返しに入っているのか、まだまだこの傾向は続くのか、それは難しいところですね。

投資をやるメリット

株をやっている人で、企業の業績や業種別の成長率、マーケティングの動向などにも詳しい方も多いようです。ファンダメンタル中心に取引されている方にとっては当然のことなのかもしれませんが、これは非常に良い事のように感じます。

 私も為替をやっていると、どうしても世界に目が向いてきます。
アメリカの金利動向や雇用統計、新規住宅建設状況、インフレ指数などもチェックしておきたくなります。
 そのほかにもECやイギリス、カナダ、オセアニアと行った国についても、政治、経済状況、社会情勢などもひととおり知っておきたい、という欲求に駆られます。
 
 私はもうひとつメイン投資として、商品先物もやっているので、原油に絡んだ中東情勢、アメリカのコーンや大豆の収穫状況、ブラジルの冷害がコーヒーの収穫に及ぼす影響なども、どうしても目が向いてしまいます。

 おそらく投資をやっていなければ、こんなことは知ろうとも思わないでしょう。
企業活動や日本の経済動向を見据えた視点から、あるいは世界情勢や各国の経済動向を通した視点から、自分のまわりのいろいろなことを考えていけると言う事はおおきなメリットのように感じます。

北朝鮮の問題のとらえ方

昨日ドル円は米国の雇用統計発表後、一度は売られその後大きく上昇しました。雇用統計の数字自体は予想よりも悪かったのですが、前月かなり上方修正されていたため、ネットの値では向上しているという解釈だそうです。う~ん、なんとも難しい。
 
 話は変わりますが、この連休で北朝鮮が核実験を行うという情報が出ています。日本にいるとあまりピンと来ないのですが、逆に欧米諸国の人たちの方が、日本のリスクを大きく考えている事もあります。以前にも北朝鮮のミサイル問題の際、そのようなことがありました。
 イギリスの隣国のアイルランドで、もしイギリスに対するテロ活動が起こったと報道されれば、ポンドを持つリスクを日本人が大きく感じてしまうのと同じようなことなのかもしれません。
 円安に進んだ理由のひとつに北朝鮮リスクもあるように感じるのですが‥。
 
 いずれにしても、もし核実験がなく9日の欧州市場を迎えれば、少し円高に戻すのかどうかで、そのあたりが分かりそうに思います。

 もう少し様子をみてから、私は円安トレンドの判断をするつもりです。